
ECサイトのリニューアルを検討しているものの、「どこから手をつければよいのかわからない」「リニューアルするのが不安」と感じている方も多いのではないでしょうか?
実際にECサイトのリニューアルを成功させるためには、やみくもに進めるのではなく、目的を明確にしたうえで、計画的に進めることが大切です。
また、見た目だけを整えることだけに意識が向きがちですが、重要なのは「ユーザーにとって使いやすく、購入につながりやすいサイト」を目指すこと。
本記事では、EC歴12年のプロの視点から、リニューアルでよくあるNG行為と、その回避策を詳しく解説します。
リニューアルの具体的な手順やECサイト事例や費用感も紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
目次
ECサイトのリニューアルNG行為4選

ECサイトのリニューアル方法はさまざまあり、コストも大きくかかります。しかし、実施すれば必ず売上アップにつながるとは限りません。
リニューアル後に売上が伸びるケースもあれば、逆に減少してしまうこともあります。
せっかくコストをかけてECサイトリニューアルするのであれば、成功させたいもの。
ここでは、EC歴12年のプロが今まで多くのサイトリニューアル事例を見てきた経験から、「意外とやりがちなNG行為」を4つ紹介します。
各NG行為を踏まえ、リニューアル時に意識したいポイントも解説していきます。
NG① リニューアルする目的を不明確なまま進める
ECサイトリニューアルのNG行為1つ目は、リニューアルの目的を決めずに始めることです。
本来、ECサイトのリニューアルは、「サイトの老朽化」や「機能の追加」「デザイン変更」など、なんらかの課題を解決するために実施します。
そのため、リニューアル目的を不明確な状態で進めると費用対効果がわかりづらく、場合によってはマイナスに作用することになりかねません。
そこで、ECサイトをリニューアルする際は、必ずKPI(目標達成への評価指標)を設定しましょう。
現状の課題を明確にし、具体的な数値を確認したうえで目標を設定します。ここで設定したKPIは社内で共有し、共通認識をもって取り組むことが大切です。
目的例①:集客を強化する
集客強化を目的としたECサイトリニューアルでは、SEOやSNS、広告などから訪問するユーザーを増やし、購入につなげる取り組みを実施します。
SEO対策を強化するのであれば、サイト内のコンテンツを充実させたり 、LPページを新しく作り変えたりすることで、リニューアルをきっかけに検索上位を狙えるかもしれません。
また、SNSや広告との連携強化を図り、サイトを訪問したターゲットに向けて、興味のある商品を見つけやすくするための動線づくりも有効です。
目的例②:CVRを向上させる
商品購入につながった割合を示す「CVR」の向上を目的とするリニューアルでは、ユーザービリティを高める工夫が必要です。
とくに、ページの読み込み速度が遅いサイトは離脱率が高まるため、画像を圧縮するなどの方法を検討してみましょう。
また、画面のレイアウトや画像、ボタンの配置を工夫するなど、サイト設計を見直すのも一つの方法です。
目的例③:モバイル対応をする
スマートフォンからのネットショッピングを利用する人が多い現代において、モバイル対応は必須といっても過言ではありません。
モバイル対応を目的とするECサイトリニューアルでは、スマートフォンやタブレットで閲覧できる画面幅やレイアウト、ボタンサイズに調整します。
一般的なECサイトでは、デバイスに応じて自動的に切り替わる「レスポンシブデザイン」が採用されているため、未対応の場合はサイトリニューアルのタイミングで実施しましょう。
なお、QRコード決済や各種キャッシュレス決済に対応すれば、支払いがスムーズになります。
目的例④:サイトのセキュリティ強化する
インターネット上にお店をかまえるECサイトにおいて、セキュリティ対策が欠かせません。
セキュリティ強化を目的にリニューアルするのであれば、不正アクセスを防ぎ、ユーザー情報を安全に管理できる環境を整えましょう。
具体的には、ECサイトやシステムの脆弱性をチェックしたり、二段階認証を導入して会員ページへの不正ログインを防いだりする方法が挙げられます。
さらに、SSL証明書を導入して通信データを暗号化し、個人情報や支払い情報を安全に送受信できる環境を整えることも大切です。
NG② “全面”リニューアルを一気にする
ECサイトリニューアルのNG行為2つ目は、一気に全面リニューアルすることです。
「サイト全体を新しくすれば売上につながるはず」と考える方もいるかもしれませんが、必ずしもそうとは限りません。
むしろ、全面リニューアル後の売上が変化しても、どの要素が売上に影響したのか判断しづらくなります。
そのため、まずは優先度の高い部分から変更して段階的にABテストをおこない、効果を確かめながら改善していくのが理想的です。
NG③ 見た目のデザインを優先したリニューアルをする
ECサイトのリニューアルのNG行為3つ目は、見た目のデザインだけを優先することです。
見た目のデザインを優先したばかりに「社内では好評だけど売上が伸びない」という結果になり、費用対効果が悪くなるのはあるあるです。
もちろんECサイトの見た目は重要ですが、「ユーザーにとって使いやすいかどうか」や「購入までの導線がスムーズなサイト設計になっているか」が大切なポイント。
ユーザーが操作する部分や購入に影響するUIやUXを基本に設計し、使い勝手や購入しやすさに注力しましょう。
NG④ リニューアル後のリスクを考慮しない
ECサイトのリニューアルのNG行為4つ目は、リニューアル後のリスクを考慮しないことです。
サイトに変更を加えることでシステムのトラブルに発展したり、SEOの順位が低下したりといった状況に陥ることはめずらしくありません。
リスクを考慮せずにリニューアルすると、思わぬトラブルが生じる可能性もあり、注意が必要です。
ECサイトのリニューアルで気をつけるべきポイントは、以下のとおりです。
システムやデータトラブルのリスクに気をつける
ECサイトのリニューアルでシステムやデータにトラブルが生じると、大規模な修正が必要になるだけでなく、長期間のサイト休止による売上減少につながる可能性があります。
たとえば、会員情報や購入履歴などの顧客データが消えると、「再ログインできない」「過去の購入履歴が確認できない」などの問題が生じます。
また、管理画面の変更によって受注処理・在庫管理に支障がでた場合は、業務の遅れやミスが発生しやすくなるでしょう。
このようなシステムやデータトラブルを防ぐためにも、データ移行の事前テストやバックアップの実施が大切です。
SEO検索順位低下のリスクに気をつける
ECサイトのリニューアルによって、検索順位が大きく下がる可能性もあります。
とくにURL変更やリダイレクトのミスがあると、検索エンジンの評価が下がり、アクセス数が激減する場合も。
また、内部リンクの構造が変わり、検索エンジンが重要なページを見つけられなくなると、順位が下がる原因になります。
SEOでの順位低下を最小限に抑えるためにも、事前にURLや内部リンクをチェックし、適切にリダイレクトを設定しておきましょう。
CVRの低下のリスクに気をつける
ECサイトのリニューアルによって、CVRが低下するケースもあるあるです。
たとえば、購入までの導線が変わるとユーザーが迷いやすくなり、離脱の原因につながります。
また、サイトの色やフォントの変更、ボタンの色・形・サイズの変更などによって視認性が変わると、強調すべき情報が伝わりにくくなる可能性も。
ECサイトのリニューアル後は、ABテストを実施するとともに、ユーザーとしての立場で購入までの導線やサイトの使い勝手を確認しましょう。
ユーザーの混乱・逆に使いづらくなる可能性のリスクに気をつける
ECサイトのリニューアルによって、ユーザーの混乱やユーザビリティの低下につながるリスクもあります。とくに、以下のような部分への変更はユーザーの利便性に大きな影響を与えるため、使いやすさを重視しましょう。
・サイトのデザイン変更
・商品ページのレイアウト変更
・検索、絞り込み機能の変更
・ログイン方法の変更
・決済方法の変更
なお、予告なしにサイトをリニューアルすると既存ユーザーが混乱しやすくなります。リニューアルを実施する際は、ユーザーが混乱しないように事前に告知しましょう。
ECサイトのリニューアルの手順・流れ

ここからは、ECサイトのリニューアルの手順を紹介します。前述のとおり、リニューアルは段階的に進めていくことが大切です。
以下でそれぞれのステップを順番に解説していくので、リニューアルを検討している方は、ぜひ参考にしてください。
1.目的と課題の明確化
ECサイトのリニューアルを進める前に、まずは「なぜリニューアルするのか」を明確にしましょう。
そのためにも、現在のサイトの課題や問題点を洗い出して、どの部分に改善が必要なのかを整理します。
たとえば、「レイアウト変更による購入までの導線改善」や「モバイル対応によるユーザーの利便性向上」など、具体的にどのような目的でリニューアルに取り組むのか検討してみてください。
2.要件定義(リニューアルの仕様決め)
リニューアルの目的が明確になったら、次に「どのようにリニューアルを進めるのか」を決めていきます。ここでの具体的なステップは、次のとおりです。
必要な機能・改善点を決定
リニューアルで追加・変更が必要な機能やデザインを決めます。あくまでも一例ですが、以下のような項目が挙げられます。
・ページのデザイン変更
・支払い方法の追加
・カートシステムの見直し
・レスポンシブデザインへの対応
・SSL導入
・二段階認証の追加
使用するECプラットフォームを決定
次に、使用するECプラットフォームを決めましょう。
ECプラットフォームには「ECモール」「ASPカート」「オープンソース」など、さまざまなタイプがあります。なかでも、有名なECプラットフォームの一例は次のとおりです。
・BASE
・makeshop
・イージーマイショップ
・Shopify
・ecbeing
・EC-CUBE
・Wix
なお、ECプラットフォームごとにカスタマイズの自由度や搭載機能、費用は異なります。さらに、ユーザーの使い勝手や運営側の負担も変わるため、目的に応じたプラットフォームの選定が大切です。
URL構造やSEOへの影響をチェック
リニューアル時にURLを変更すると、検索順位に影響を及ぼす可能性が高まります。
そのため、リダイレクト設定や内部リンクを確認して、SEOの影響を最小限に抑えましょう。
また、オウンドメディアを運営している場合は、ブログのタイトルやメタディスクリプションの変更も、検索エンジンに影響する要素となります。
手を加えるブログ記事をあらかじめピックアップして表にまとめるなど、あとから確認しやすいように準備しておくことをおすすめします。
3.デザイン・UI/UX設計
リニューアルの方向性が決まったら、次のステップとしてデザインやユーザーインターフェースを設計していきます。
「シンプル」「高級」「POP」など、自社サイトのターゲットやブランドイメージにあわせながら、目的に沿ったデザインを検討しましょう。
また、見た目のデザインを優先するのではなく、訪問するユーザーにとって使いやすく「ユーザー体験」を向上させるような設計が理想的です。
4.システム開発・実装
デザインやユーザーインターフェースが決まったら、実際にシステムを開発・実装します。
ここでは、大きく「フロントエンド」と「バックエンド」の2つにわけてサイトを形にしていきます。
それぞれの違いを以下でみていきましょう。
フロントエンド
フロントエンドは、サイトの見た目やユーザーが直接操作する部分を開発・実装します。
要件定義をもとにページを作成し、ボタンの動作やアニメーション、レスポンシブ対応などを実装します。
バックエンド
バックエンドは、ユーザーの目に見えない部分の「サーバー」や「データベース」部分を開発・実装します。
具体的には、決済システムとの連携や会員管理機能など、サイトの裏側の仕組みを構築します。
5.テスト・検証
システムを開発・実装したら、ECサイトが問題なく動作するかを確認していきます。
ここでは、さまざまな角度からテストを実施し、スムーズに利用できるまで確認と修正を繰り返します。具体的なテスト項目について、以下でみていきましょう。
機能テスト
機能テストでは、サイト内のさまざまな機能の動作をチェックします。以下のような機能が正常に動作するか、実際に触りながら確かめます。
・商品検索・フィルタリング機能(絞り込み機能)
・商品ページの表示
・カート機能
・決済手続き
・クーポン、ポイントの適用
・会員登録、ログイン
・マイページの動作
表示テスト
表示テストでは、PC・スマートフォン・タブレットのすべてのデバイスで、サイト内のページが正常に表示されるかを確認します。
スマートフォンやタブレットでレイアウトが崩れている場合、レスポンシブデザインが適切に実装できていない可能性があります。
必要に応じて修正し、どのデバイスにも正常に表示されることを確認しましょう。
スピードテスト
スピードテストでは、「Google PageSpeed Insights」や「Test my site」などのツールを使ってページの表示速度を確認します。
表示スピードが遅いと判断された場合は、指摘されている部分を見直して改善に取り組みましょう。
セキュリティテスト
セキュリティテストでは、SSLの設定や個人情報保護対策が適切に施されているかを確認します。
会員データが安全に確保されているかや、不正アクセス対策が強化されているかをチェックしましょう。
6.リニューアル公開・運用開始
リニューアル後のテストを実施したら、サイトを公開して運用を開始します。ここでは、以下の2つのポイントをおさえておきましょう。
本番環境に移行
サイト内のエラーや問題点のチェック・確認・改善が完了したら、テスト環境から本番環境へ移行します。
公開後も「Google Analytics」や「Google Search Console」などのアクセス解析ツールを使い、アクセス数やユーザーの動向をチェックします。
離脱が多いページやあまり見られていないページがあれば、改善を検討しましょう。
リニューアル告知
サイトのリニューアルについて、トップページの目立つ部分や「お知らせ」などに表示しましょう。あわせて、メールやSNSでユーザーに周知するのも有効です。
デザインや機能の大きな変更がある場合は、使い方を解説するページを用意しておくとよりよいです。
リニューアルにかかる費用相場

ここからは、ECサイトのリニューアルにかかる費用を紹介します。
リニューアル内容や規模によって大きく異なりますが、目安となる費用を把握しておきましょう。
全体感
ECサイトの規模による費用目安は以下のとおりです。
ECサイトの規模 | 費用目安 |
---|---|
小規模 | 5万〜50万円 |
中規模 | 50万〜300万円 |
大規模 | 300万〜1000万円超 |
上記の表のとおり、小規模であれば50万円以下、中規模では300万円まで、大規模になると1000万円以上かかることもあります。
リニューアルの費用項目(詳細)
次に、リニューアルの費用の内訳について詳しくみていきましょう。
要件定義・設計費外部に依頼した場合(10万〜300万円以上)
リニューアルの方向性や設計、具体的な内容を外部に依頼すると、10万〜300万円以上かかります。
ここでは、以下のような項目を実施します。
・既存サイトの課題分析(アクセス解析・SEO診断)
・競合分析・市場調査
・必要な機能の洗い出し
・ワイヤーフレームの作成(画面設計)
・管理画面の仕様設計
・カスタマージャーニーマップの作成
なお、どこまで実施するかはリニューアルの目的や依頼する業者、サイトの規模によって異なりますが、中規模以上のECサイトでは必須の項目となります。
デザイン制作費(10万〜300万円以上)
デザイン制作は、どの部分をどこまでカスタマイズするかによって大きく費用が変わります。
また、他の内容同様に、サイトの規模も費用に大きく影響します。
各パーツの費用目安を以下の表にまとめました。
内容 | 費用目安 |
---|---|
トップページデザイン | 10万〜50万円 |
商品ページデザイン | 5万〜30万円 |
決済ページ・カート周辺のデザイン | 5万〜30万円 |
スマホ最適化 | 10万〜50万円 |
なお、大規模なECサイトで「フルカスタマイズ」をする場合、デザイン費用は300万円以上になることもあります。
システム開発費(50万〜1000万円以上)
システム開発費は、リニューアルするECサイトの規模・機能・開発内容によって大きく変動します。
ECサイトにおける代表的なシステム開発内容と、費用目安は以下のとおりです。
開発内容 | 費用目安 |
---|---|
フロントエンド開発 | 30万〜100万円 |
バックエンド開発 | 50万〜300万円 |
外部API連携(決済・配送システムとの連携など) | 20万〜100万円 |
新しいECプラットフォームへの移行 | 50万〜200万円 |
なお、ゼロから新しくECサイトを構築する「フルスクラッチ」など、カスタマイズ性の高い手法で大規模なECサイトを開発する場合、1000万円以上にかかることもあります。
システム移行・データ移行費(10万〜1000万円以上)
ECサイトのリニューアルで既存のシステムやデータを移行する場合、以下の費用がかかります。
内容 | 費用目安 |
---|---|
商品データの移行(CSVデータ変換) | 5万〜20万円 |
顧客データ・注文履歴の移行 | 10万〜50万円 |
URLリダイレクト設定(SEO対策) | 5万〜30万円 |
なお、大規模なシステムや大量のデータを移行するなど、高度な技術が求められる場合、1000万円以上かかる可能性があります。
費用を抑える方法
ECサイトのリニューアルの費用は、方法やサイト規模、内容によって大きく変わります。
費用を少しでも抑えたい場合は、以下のポイントを意識してみましょう。
既存のECプラットフォームを利用する
ECサイトは、完全オリジナルで開発するとコストがかさみます。そこで、ゼロから新たに開発するのではなく、以下のような既存のプラットフォームを活用することで、大幅に費用を抑えられます。
・BASE
・makeshop
・イージーマイショップ
・Shopify
・ecbeing
上記のECプラットフォームには、初心者でもECサイトを構築できる機能が備わっているため、HTMLやCSSなどの専門知識がなくても、簡単にECサイトを開設できます。
なかでも、BASEやイージーマイショップには初期費用や月額費用が無料のプランもあり、低コストでリニューアルをしたい方や、まずはミニマムで初めてみて徐々にレベルアップをしてみたい方、開店から解析までをしっかり試してから有料プランを検討したい方等におすすめです。
自社で対応できる部分を増やす
外部業者を利用するとその分費用がかかるため、できるだけ自社で対応できる部分を増やしてコストを抑えましょう。
とくに、商品ページやブログページ、FAQページなどのコンテンツ作成・変更は、自社でも対応しやすい部分です。
また、サイトの動作やユーザビリティのチェックも自社で対応可能なため、外注費を抑えたい場合は、社内での対応を検討してみてください。
リニューアルの参考になるECサイトの事例
ここからは、リニューアル時に参考にしたいECサイトを6つ紹介します。
よさそうな部分があれば、ぜひ自社ECサイトにも取り入れてみてください。
&PAPERS様

引用元: https://andpapers.easy-myshop.jp/
「&PAPERS 」様は、人々の暮らしを支えるさまざまな商品を「紙」で制作している京都発のペーパープロダクトブランドです。シェルフやインテリアボックスは、用途や好みにベストなものを組み上げられるよう複数種(形・カラー)を展開しているほか、一部商品ではオーダーメイドの受注にも対応しています。
これは”お客様一人ひとりに合ったものを”という理念に基づいた「&PAPERS 」様ならではの大きな魅力です。
この理念を実現するために『イージーマイショップ』の「種類登録(オーダーメイド)機能」をご活用いただいています。
多種多様なバリエーション(形・色・サイズなど)を1つの商品ページで展開できるようにすることで、「お客様一人ひとりに合ったものを」というブランド理念を強く伝えられるだけでなく、競合他社との差別化にも寄与しています。
また、選択肢ごとに画像を設定することができ、視覚的にもわかりやすい商品紹介を実現できるレイアウトはUX向上にも貢献。
加えて、サイズや色の掛け合わせなどを選択可能にすることで、お客様のニーズやトレンドなどをより具体的に把握できるようになり、新商品開発などへの活用にもつながっています。
『イージーマイショップ』の導入事例は、以下のページでもご紹介しております。当記事と併せて、ぜひご覧ください。
▶『イージーマイショップ』の導入事例はこちら
アイハーブ

引用元: https://jp.iherb.com/
iherb(アイハーブ)は、自然派食品やサプリメントなどの健康・ウェルネス製品を販売するアメリカのECサイトです。自然派らしい緑を基調としたシンプルなデザインで、清潔感を感じさせます。
また、サプリメントの画像が一覧でわかりやすく、商品カテゴリーも整理されているため、欲しい商品をすぐに探せる点もポイント。
購入までの導線もスムーズでカート追加から決済までの流れがわかりやすく、全体的にサイトの動作も軽めで、ユーザーにストレスを感じさせない設計になっています。
商品の情報も詳しく記載されており、ユーザーに安心感を与えるECサイトといえるでしょう。
北の快適工房

引用元: https://www.kaitekikobo.jp/
北の快適工房は、オリジナル化粧品や健康食品を販売する美容系のECサイトです。商品一覧ページに画像が掲載されており、欲しい商品をすぐに見つけやすい設計。
各商品ページには縦長のLP(ランディングページ)が用意されており、成分や効果、使い方を画像や動画でわかりやすく解説しています。
サイト全体でカテゴリー分けやナビゲーションが整理されているため、はじめて訪問するユーザーでもスムーズに目的の商品を見つけられるでしょう。
また、商品へのこだわりを伝えるページが用意されており、商品に対する思いや魅力がしっかり伝わる点もポイントです。
ChooMia

引用元: https://choomia.com/
ChooMia(チュミア)は、大人の女性が日常的に使える高品質なアクセサリーを、リーズナブルな価格で販売しているECサイトです。トップページ上部には、全商品や最新アクセサリーをチェックできるボタンが配置されており、直感的に操作しやすい設計。
商品検索は、シーン別・モチーフ別・カラー別・雑誌掲載アイテムなど、複数のテーマから探せるように工夫されており、目的が明確でないユーザーでも、楽しみながら商品を選べます。
また、トップページからセール商品やコラボアイテム、ランキングページへとスムーズにアクセスできる導線で、気になる商品に迷わずたどり着ける構成になっています。
ジャックロード

引用元: https://www.jackroad.co.jp/shop/
ジャックロードは、新品・中古・アンティークの腕時計やバッグを販売するECサイトです。高価な商品を扱っているだけあり、商品画像は美しく、ディテールまで確認できるクオリティ。
サイト内はブランドやモデル、新品・中古などのカテゴリーごとに商品が整理されており、探している商品をスムーズに検索できる構成になっています。
また、各ブランドの商品一覧ページには、ブランドの特徴や歴史の詳細説明が掲載されているので、ユーザーが時計の知識を深められる点もポイントです。
ベッドスタイル

引用元: https://www.bedstyle.jp/
ベッドスタイルは、ベッドや寝具を専門的に販売するECサイトです。画面上部のグローバルナビゲーションに「シングルベッド」「セミダブルベッド」などの大カテゴリーが並び、ひと目で探したいサイズの商品ページにアクセス可能。
また、画像が豊富に掲載されているにもかかわらず表示スピードは良好で、ストレスなく閲覧できる点は、ユーザー体験の視点からも優れたポイントとなります。
価格.com

引用元: https://kakaku.com/
価格.comは、厳密にはECサイトではありませんが、複数のオンラインショップの価格を比較できる情報サイトです。各商品ページにはスペックや購入者レビューが掲載されており、商品の良し悪しを一目で判断できる設計。
同ジャンルのショップや商品・サービスを比較しやすいように、価格・特徴・キャンペーン情報などが整理されているので、購入前の情報収集に役立ちます。
また、検索機能やカテゴリー分けも細かく、気になる条件で絞り込めるため、目的の商品をすばやく見つけられる操作性の高さも魅力。
商品ページにはECモールや外部ショップへのリンクが貼られており、気になる商品があればそのまま購入できる利便性の高いサイトとなっています。