
ネットショップをはじめるとき、最初に悩むのが「どのサービスを使うか」という点です。国内外にはさまざまなECサイト構築サービスがあり、それぞれ費用や機能、サポート体制が異なります。「無料で始められるサービスと月額数万円のサービスは何が違うのか」「自社の規模ならどれを選べばよいのか」と判断に迷っている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、主要な8サービスの料金・手数料・機能を比較したうえで、ECサイト構築サービスの4つのタイプの違いと、自社に合うサービスの選び方まで解説します。これからECサイトを始める方はもちろん、すでに運営していて乗り換えを検討している方も、ぜひ参考にしてみてください。
【比較表】ECサイト構築サービス8選の料金・手数料・機能
ECサイト構築サービスの費用は、月額だけを見るのではなく、初期費用と販売・決済手数料まで含めて確認することが大切です。あわせてサポート体制も並べているため、自社が重視したい項目からサービスを絞り込んでみてください。
| サービス名 | 初期費用 | 月額費用(税込) | 販売・決済手数料 | デザイン・カスタマイズ性 | サポート体制 | 特徴 | おすすめポイント |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| イージーマイショップ |
無料プラン:0円 有料プラン:3,300円 |
無料プラン:0円 スタンダードプラン:3,900円~ カートプラン:2,900円~ プロフェッショナルプラン:8,700円~ |
販売手数料:0円 無料プラン:5%+40円/件 有料プラン:3.57% |
中 |
問い合わせフォーム・掲示板 有料プランは電話も対応 |
低コスト・拡張性高 | 手数料を抑えて長期運営したい人に最適 |
| BASE(ベイス) | 0円 |
スタンダードプラン:0円 グロースプラン:16,580円 |
スタンダードプラン:6.6%+40円 グロースプラン:2.9% |
中 |
FAQ・マニュアル・メール (電話サポートなし) |
初心者に人気、アプリ連携豊富 | まず気軽に始めたい個人・小規模店舗向け |
| STORES(ストアーズ) | 0円 |
フリープラン:0円 スタンダードプラン:3,300円 (年払いの場合) |
フリープラン:2.48%~ スタンダードプラン:1.98%~ |
中 |
ヘルプページ・メール (電話サポートなし) |
無料プランあり、シンプル操作 | 初期費用ゼロでテスト販売したい人に |
| Shopify(ショッピファイ) | 0円 |
Basic:3,650円 Grow:10,100円 Advanced:44,000円 Plus:368,000円〜 (年払いの場合) |
販売手数料:0円 Shopifyペイメント:3.55%〜 外部決済は追加手数料あり |
高 |
チャット・メール(日本語対応) コミュニティフォーラム |
世界シェアNo.1、拡張性抜群 | 越境ECや本格的な成長を見据える人に |
| カラーミーショップ |
3,300円 ~22,000円 |
レギュラー:4,950円 ラージ:9,595円 プレミアム:35,640円 |
販売手数料:0円 クレジットカード決済:2.99%〜3.4% |
高 | メール・電話・チャット | 国産サービス、デザイン自由度高い | 手数料を抑えつつ中規模ECを育てたい人に |
| makeshop(メイクショップ) | 11,000円〜 |
プレミアムプラン:13,750円 エンタープライズプラン:55,000円〜 |
販売手数料:0円 クレジットカード決済:3.19%〜 (エンタープライズは3.14%〜) |
高 |
メール・電話 専任スタッフによる支援あり |
機能数が多く、法人向けにも強い | 売上規模が大きくなっても安心の高機能 |
| futureshop(フューチャーショップ) | 22,000円〜 | 27,000円〜 |
販売手数料:0円 決済手数料:3.5%前後〜 |
高 | 専任サポートチームによる伴走支援 | 本格派EC、マーケティング支援充実 | 大規模EC運営やリピーター戦略を重視する人に |
| EC-CUBE |
0円 (別途サーバー費・開発費) |
0円 (別途サーバー費・保守費) |
販売手数料:0円 決済手数料:3〜4%前後 |
高 |
コミュニティベース (クラウド版は有償サポートあり) |
オープンソースで自由度が高い | 開発体制を確保して独自機能を作りたい人に |
※料金・手数料は2026年8月時点の各社公式サイトの情報をもとに記載しています。最新の内容は各サービスの公式サイトでご確認ください。
費用の全体像や、決済手数料の詳しい水準は別記事で整理しています。予算を組む段階では、ECサイトの構築費用の相場とECサイトの手数料比較もあわせて確認しておくと、総額のイメージがつかみやすくなります。
イージーマイショップ

公式サイト: https://www.easy-myshop.jp/
イージーマイショップは、初期投資を抑えつつ本格的な機能を備えたい人に向いたECプラットフォームです。無料から始められる手軽さと成長に合わせて機能を追加できる柔軟性が特徴で、小〜中規模のネットショップ運営まで幅広く対応できます。
| 初期費用 |
無料プラン:0円 有料プラン:3,300円 |
| 月額費用 |
無料プラン:0円 スタンダードプラン:3,900円 カートプラン:2,900円 プロフェッショナルプラン:8,700円 ※年間契約の場合 |
| 販売・決済手数料 |
販売手数料:0円 無料プラン:5%+40円/件 有料プラン:3.57% |
| 利用可能な決済 | クレジットカード、コンビニ決済、PayPay決済、バーチャル口座決済、Amazon Pay、楽天ペイ決済、後払い、PayPalなど |
| 拡張性 | 無料でもクーポン・SEO対策・広告連携など十分な基本機能あり。有料プランではオプション料金¥0もしくは低価格で、オーダーメイド・定期購入・会員機能などの本格運営にまで対応可。 |
| デザイン性 | テンプレートでのノーコード編集+無料でもHTML・CSSによるカスタマイズ可 |
特徴・強み
最大の強みはコストパフォーマンスと拡張性の高さです。無料プランから利用できるだけでなく、セット販売やオーダーメイド商品の受付といった応用的な機能にも対応しており、副業や個人事業からスタートした後に本格的な運用へと発展させやすいプラットフォームです。
サイズや色をお客様に指定してもらうオーダーメイド商品、複数商品をまとめて割引価格で提供するセット販売など、商品特性に合わせた売り方を管理画面から設定できます。詳しい仕様はセット販売・オーダーメイド商品の販売機能でご確認ください。
なお、セット販売・ボリュームディスカウント・会員機能・定期購入は有料プラン(スタンダード/プロフェッショナル/カート)の機能です。無料アカウントを発行すれば、スタンダードプランを60日間無料でお試しいただけます。期間終了後は無料プランへ自動的に切り替わるため、費用が発生することはありません。活用方法は60日間の無料お試しについてで紹介しています。
初期費用・月額費用
初期費用・月額費用ともに0円から利用可能で、有料プランも月額は3,900円からと低価格に設定されています。最上位のプロフェッショナルプランでも8,700円と、他社より比較的手頃なのが特徴です。また、ほとんどの機能がオプション料金¥0もしくは低価格で利用できるため、拡張に伴うコスト管理が軽減できます。
プラン料金と使える機能をチェックする販売手数料・決済手数料
販売手数料は基本的に無料で、決済手数料はプランによって異なります。有料プランでは3.57%程度と標準的な水準ですが、無料プランでは5%+40円と、やや割高になる場合があります。販売規模と照らし合わせ、手数料を抑えたい場合は有料プランを選択するのがおすすめです。
初心者におすすめ度(作成・操作難易度)
おすすめ度:☆☆☆
操作画面はシンプルで直感的に利用できるため、初心者でも迷わずサイトを構築できます。テンプレートや管理画面のわかりやすさから、副業としてのネットショップ運営や初めてのEC立ち上げにも適しています。
サポート体制
問い合わせフォームや掲示板に加え、有料プランでは電話でのサポートも提供されています。初期設定や運用に不安を感じやすい初心者にとっても、安心できる体制が整っている点は大きな強みです。
機能性・拡張性
標準機能としてカートや在庫管理はもちろん、クーポン発行やメルマガ配信など販売促進機能も充実しています。また、ショップをオープンしたばかりで集客に不安がある方にも強力な集客サポートとして、「創作品モール あるる」に無料で出店も可能。これにより、モール全体の集客力を活かして、自身のショップへの集客も期待できます。
セキュリティ性
全ページ常時SSL化が標準で実装されており、安心して顧客情報を扱えます。管理画面ログイン時の2段階認証機能や、IPアドレスによるアクセス制限機能もあるため、信頼性の高い環境でショップを運営できます。
BASE(ベイス)

公式サイト: https://thebase.com/
BASE(ベイス)は、ネットショップを最も手軽に始められるサービスのひとつです。スマホだけでも出店できる気軽さと、初期・月額費用無料で始められる点が魅力で、「まずはお試しで始めたい」「コストをかけずに自分のブランドを発信したい」人に向いています。
| 初期費用 | 0円 |
| 月額費用 |
スタンダードプラン:0円 グロースプラン:16,580円 ※年間契約の場合 |
| 販売・決済手数料 |
スタンダードプラン:6.6%+40円(決済手数料3.6%+40円、サービス利用料3%) グロースプラン:2.9%(サービス利用料0円) |
| 利用可能な決済 | クレジットカード、コンビニ決済、キャリア決済、PayPal、銀行振込など |
| 拡張性 | 「BASE Apps」で予約販売・クーポン・レビュー・定期販売などが追加可能 |
| デザイン性 | 豊富なテンプレートから選択可能/HTML編集も一部対応 |
特徴・強み
BASEの最大の特徴は、専門知識がなくてもすぐにネットショップを開設できる点です。豊富なテンプレートを選ぶだけでデザインが整い、商品登録から販売開始まで短時間で進められます。
アプリ連携で機能を拡張できたり、BASE独自のモール「BASEアプリ」掲載による集客の強みも持っています。
初期費用・月額費用
初期費用・月額費用はともに0円で利用開始できます。ランニングコストを抑えつつ出店できるため、資金に余裕のない個人や副業での利用に特に適しています。
販売手数料・決済手数料
販売手数料は商品代金の3%、さらに決済手数料として3.6%+40円がかかります。 無料ではじめられる分、販売時に手数料が発生しますが、費用は売上時にのみ発生するためリスクを最小限にできます。
初心者におすすめ度(作成・操作難易度)
おすすめ度:☆☆☆
操作は非常にわかりやすく、PCに慣れていない人でも直感的に扱えます。スマホアプリからの操作も可能なため、手軽さが非常に高いサービスといえます。
サポート体制
FAQやマニュアルが整備されているほか、メールでの問い合わせも可能です。ただし電話サポートはないため、即時の問い合わせには少し物足りなさを感じるかもしれません。
機能性・拡張性
シンプルながら、アプリ連携によって機能を拡張できる点が強みです。予約販売や定期便、デジタルコンテンツ販売など、業種に合わせた柔軟な機能を追加できます。 一方、BtoB向けや高度なカスタマイズが必要な大規模運営には不向きです。
セキュリティ性
全ページSSL対応により、通信の安全性が確保されています。また、BASEが決済代行を担うため、ショップオーナーが直接顧客情報を扱うリスクを軽減できます。
STORES(ストアーズ)

公式サイト: https://stores.fun/ec
STORESも初期費用無料で始められる、シンプルさと拡張性を兼ね備えたECサイト作成ツールです。無料プランでも十分な機能がありますが、有料プランに切り替えればビジネス規模に合わせて段階的に成長させられる点が魅力です。
デザイン性も高く、豊富なテンプレートを使って洗練されたショップを簡単に作れることから、個人から小規模事業者まで幅広く支持されています。
| 初期費用 | 0円 |
| 月額費用 |
フリープラン:0円 スタンダードプラン:3,300円 ※年間契約の場合 |
| 販売・決済手数料 |
販売手数料:0円 フリープラン:5.5%〜 スタンダードプラン:3.6%〜 ※PayPal・Amazon Pay・楽天ペイ・PayPay残高・あと払い・キャリア決済はフリー6.5%/スタンダード4.6% |
| 利用可能な決済 | クレジットカード、コンビニ決済、PayPal、楽天ペイなど |
| 拡張性 | POSレジ連携(Square連携)など、店舗との連動機能あり |
| デザイン性 | テンプレートをベースにブランドイメージに合ったカスタマイズが可能 |
特徴・強み
STORESの強みは、デザイン性と機能のバランスです。テンプレートと直感的な編集ツールによりオリジナリティのあるショップを作りやすいサービスです。
ネットショップだけでなく「STORESレジ」と連携することで、実店舗とECの両方を統合的に運営できる点も魅力です。
初期費用・月額費用
初期費用は無料です。月額費用は、無料の「フリープラン」と月額2,980円の「ベーシックプラン」から選択できます。売上規模や必要な機能に応じて柔軟にプランを切り替えられるのが特徴です。
販売手数料・決済手数料
フリープランでは販売手数料が5%かかりますが、スタンダードプランにすると3.6%となり大きくコストを下げられます。売上が大きいほど有料プランの方が有利になる料金体系です。
初心者におすすめ度(作成・操作難易度)
おすすめ度:☆☆
操作画面はシンプルで、初心者でも直感的に商品登録やデザイン編集ができます。カスタマイズがある程度自由に行え、操作のしやすさと表現力のバランスが良いサービスです。
サポート体制
サポートはメール対応を基本としています。ヘルプページやガイドが整備されており、一般的な疑問は自己解決しやすい環境です。ただし、BASE同様に電話サポートはないため、スピード感を重視する人には少し不安が残るかもしれません。
機能性・拡張性
決済方法や配送設定が柔軟に設定できるほか、定期販売やダウンロード販売など幅広い形態に対応可能です。スタンダードプランならさらなる拡張機能が増え、より高度な機能を求めるユーザーのニーズにも応えてくれます。
セキュリティ性
SSLによる通信暗号化が標準搭載されており、決済関連もSTORES側で安全に処理されます。EC運営に最低限必要なセキュリティは整っており、安心して利用できます。
Shopify(ショッピファイ)

公式サイト: https://www.shopify.com/jp
Shopifyは、世界中で利用されるグローバルなECプラットフォームです。越境ECに強く、個人の小規模ショップから大規模なECサイトまで幅広く対応可能なサービスです。
| 初期費用 | 0円 |
| 月額費用 |
Basic:3,650円 Grow:10,100円 Advanced:44,000円 Plus:368,000円〜 ※Basic〜Advancedは年間契約の場合 |
| 販売・決済手数料 |
販売手数料:0円 Shopifyペイメント利用時:3.55%〜(Basic。Grow 3.4%、Advanced 3.25%) 外部決済利用時:取引手数料2%(Basic)〜0.2%(Plus)が追加 |
| 利用可能な決済 | クレジットカード、Apple Pay、Google Pay、Shopifyペイメント、PayPalなど |
| 拡張性 | アプリストアで機能を自在に追加可能。越境EC、在庫管理、自動連携など多彩な拡張が可能 |
| デザイン性 | 洗練されたテーマが多数/HTML・CSS編集によるフルカスタマイズ対応 |
特徴・強み
Shopifyの最大の強みは、拡張性の高さとグローバル対応です。 豊富なアプリやテーマを活用し、独自のEC機能を自由に構築できます。さらに、越境ECに必要な多言語・多通貨対応が標準で備わっており、海外顧客をターゲットにした販売にも適しています。
初期費用・月額費用
初期費用は無料です。月額費用はプランによって異なり、月額3,650円のベーシックプランから月額44,000円のアドバンスプラン(月額399ドル)まで用意されています。大規模事業者向けには「Shopify Plus」というエンタープライズプランもあり、柔軟なスケーリングが可能です。
販売手数料・決済手数料
販売手数料は無料ですが、決済手数料はプランにより異なり、ベーシックプランでは3.4%〜です。「Shopifyペイメント」を利用せず外部決済を導入する場合には、追加で取引手数料(0.5〜2%)が発生します。
初心者におすすめ度(作成・操作難易度)
おすすめ度:☆☆
直感的な管理画面で基本的な操作は比較的わかりやすいですが、デザインや高度なカスタマイズを行うには多少の学習や専門知識が必要です。初心者でも始められますが、長期的にスキルアップしてサイトを成長させたい人に向いています。
サポート体制
チャットやメールによるサポートが提供されており、英語だけでなく日本語にも対応しています。また、コミュニティフォーラムやナレッジベースも充実しており、ユーザー同士の情報交換も活発です。
機能性・拡張性
基本機能に加え、予約販売、定期購入、在庫管理など、アプリストアから必要な機能を追加・拡張できます。とくに、オムニチャネル販売(EC+SNS+実店舗)に強いのも大きな特徴です。
セキュリティ性
PCI DSS(国際的なクレジットカード業界のセキュリティ基準)に準拠しており、SSL証明書も自動で付与されます。セキュリティ水準は高く、大規模ECサイトの運営にも安心して利用できます。
カラーミーショップ

公式サイト: https://shop-pro.jp/
カラーミーショップは、GMOペパボ株式会社が提供する国産のECサイト構築サービスです。小規模な個人ショップから中規模事業者まで幅広く利用されており、日本市場に特化した豊富な機能とサポートが魅力です。
| 初期費用 |
3,300円(レギュラー・ラージ) 22,000円(プレミアム) |
| 月額費用 |
レギュラー:4,950円 ラージ:9,595円 プレミアム:35,640円 |
| 販売・決済手数料 | 決済手段により異なる(※例:クレジットカード約4〜5%) |
| 利用可能な決済 | クレジットカード、コンビニ決済、Amazon Pay、楽天ペイなど |
| 拡張性 | 日本の商習慣に対応した豊富な機能を標準搭載。外部サービスとの連携やアプリ追加も柔軟に対応 |
| デザイン性 | 豊富なテンプレートとHTML・CSS編集で高い自由度のデザインカスタマイズ可能 |
特徴・強み
カラーミーショップの大きな強みは「デザインの自由度」と「国内販売への強み」です。 HTMLやCSSを編集できるため、オリジナル性の高いデザインに仕上げられます。国内の運営実績も長く、日本市場に適した決済や配送サービスが整備されています。
初期費用・月額費用
初期費用は3,300円〜と安価です。月額費用はレギュラープランで4,950円と、比較的リーズナブルにスタートできるのも魅力です。
販売手数料・決済手数料
販売手数料は無料です。決済手数料は決済方法と契約プランによって異なりますが、クレジットカード決済では2.99%〜3.4%です。
初心者におすすめ度(作成・操作難易度)
おすすめ度:☆☆☆
管理画面は比較的シンプルで、基本的な操作は初心者でもスムーズに行えます。ただし、本格的なデザインカスタマイズを行う場合は、HTMLやCSSの知識が必要になるため、やや専門知識を要する側面もあります。
サポート体制
メール・電話・チャットでのサポートが用意されています。日本国内のサービスのため、サポート対応も迅速かつ丁寧です。また、公式のヘルプページやコラムも充実しており、困ったときの情報源が豊富です。
機能性・拡張性
標準で多数の機能が搭載されており、在庫管理や顧客管理、クーポン発行、予約販売など幅広いニーズに対応できます。アプリ連携はShopifyなどに比べると数は少ないですが、国内事業者向けの機能が備わっているため、実用性は高いです。
セキュリティ性
常時SSLが提供されており、顧客の個人情報や決済情報を安全に保護します。長年の運営実績がある国産サービスという点も、安心感につながります。
makeshop(メイクショップ)

公式サイト:https://www.makeshop.jp/
makeshopは、GMOメイクショップ株式会社が提供するASP型のECサイト構築サービスです。標準搭載されている機能数の多さに定評があり、販売手数料が0円という料金体系のため、売上規模が大きくなるほどコスト面のメリットが出やすいサービスです。
| 初期費用 |
プレミアムプラン:11,000円 エンタープライズプラン:11,000円〜 |
| 月額費用 |
プレミアムプラン:13,750円 エンタープライズプラン:55,000円〜 |
| 販売・決済手数料 |
販売手数料:0円 クレジットカード決済:3.19%〜(エンタープライズは3.14%〜) ※決済システムの月額利用料が別途発生 |
| 利用可能な決済 | クレジットカード、コンビニ決済、後払い、Amazon Pay、PayPay、あと払い決済など |
| 拡張性 | 600種類以上の標準機能に加え、BtoB取引・定期購入・予約販売などのオプションにも対応 |
| デザイン性 | 100種類以上のテンプレートに加え、HTML・CSSによる独自デザインの作成が可能 |
特徴・強み
makeshopの強みは、標準搭載されている機能の多さです。会員のランク管理、定期購入、予約販売、BtoB取引向けの卸価格設定など、他社ではオプション扱いになりやすい機能まで幅広くカバーしています。
多店舗展開や卸売を並行して行いたい事業者にとっては、1つの管理画面で完結しやすい点が魅力です。
初期費用・月額費用
初期費用は11,000円、月額費用はプレミアムプランで13,750円です。大規模事業者向けのエンタープライズプランは月額55,000円〜となっており、扱える商品登録数や管理アカウント数が拡張されます。
長期契約による割引や、2店舗目以降の初期費用が無料になる制度も用意されています。
販売手数料・決済手数料
販売手数料は0円です。クレジットカード決済の手数料はプレミアムプランで3.19%〜、エンタープライズプランで3.14%〜と、ASP型のなかでは低めの水準に設定されています。固定費は高めですが、月商が大きくなるほど手数料の差が効いてくる料金体系です。
初心者におすすめ度(作成・操作難易度)
おすすめ度:☆☆
管理画面から設定できる項目が多いため、初めてECサイトを運営する人は最初に戸惑うかもしれません。とはいえマニュアルや講座が整備されており、担当者を置いて運用できる企業であれば十分に扱えます。
サポート体制
メールと電話による問い合わせに対応しているほか、開店前の初期設定や運用改善について相談できる支援体制も用意されています。無料のオンラインセミナーも定期的に開催されているため、運営ノウハウを学びながら進められます。
機能性・拡張性
外部システムとの連携先が多く、受注管理システムや在庫連携ツール、会計ソフトなどとつなげて業務を効率化できます。取引量が増えた段階でも運用体制を大きく変えずに済むため、成長を見込む事業者に向いています。
セキュリティ性
常時SSLに対応しているほか、管理画面へのアクセス制限や不正注文の検知といった機能も利用できます。GMOグループの決済基盤を利用できる点も、安心材料のひとつです。
futureshop(フューチャーショップ)

公式サイト: https://www.future-shop.jp/
futureshopは、株式会社フューチャーショップが提供するクラウド型のECサイト構築サービスです。中規模以上の企業やブランドの公式オンラインストアに多く採用されており、「ブランディングを意識したECサイト」を構築したい企業に適しています。
| 初期費用 | 22,000円~ |
| 月額費用 | 27,000円〜 |
| 販売・決済手数料 |
販売手数料:0円 決済手数料:3.5%前後〜(決済手段により異なる・月額費用あり) |
| 利用可能な決済 | クレジットカード、コンビニ、後払い、Amazon Pay、PayPay、楽天ペイなど多数対応 |
| 拡張性 | 多彩な標準機能に対応し、モール・外部サービスとの連携や各種オプション追加も可能 |
| デザイン性 | テンプレートが豊富、HTML・CSS・JavaScriptによる自由自在なカスタマイズ対応 |
特徴・強み
futureshopはファッション・アパレル業界で高い支持を得ており、「ブランディング」「マーケティング」を重視している点が大きな強みです。
豊富なデザインテンプレートに加え、広告やSEO対策、CRM機能などが充実しており、ブランドの世界観を反映したECサイトを構築できます。
初期費用・月額費用
初期費用は22,000円から。月額費用は24,000円〜と高めですが、その分「法人向けの本格ECプラットフォーム」として充実した機能を利用できます。
販売手数料・決済手数料
販売手数料は無料で、決済手数料のみ発生します。手数料は決済手段により異なりますが、クレジットカード決済は3.5%前後が目安です。
初心者におすすめ度(作成・操作難易度)
おすすめ度:☆
管理画面は本格的で機能が豊富な分、初心者には少し難しく感じられる可能性があります。小規模ショップよりも、中〜大規模の事業者や専任担当者がいる企業に向いています。
サポート体制
専任のサポートチームがつき、導入から運用まで伴走してくれる体制が整っています。EC運営に関するノウハウ提供やマーケティング支援もあり、法人利用には心強いサポートです。
機能性・拡張性
広告運用、SEO最適化、CRM、オムニチャネル対応など、マーケティングや顧客管理に強い機能を多数搭載しています。大規模な販促キャンペーンや会員管理なども柔軟に対応可能で、成長を見据えた拡張性があります。
セキュリティ性
大手企業でも導入される高いセキュリティ基準を満たしています。常時SSL対応や個人情報保護、PCI DSSに準拠した決済システムなど、安心して利用できる環境が整っています。
EC-CUBE

公式サイト: https://www.ec-cube.net/
EC-CUBEは、日本発のオープンソース型EC構築システムで、国内で多くの企業やショップに導入されています。自社サーバーにインストールする方式を基本とし、自由度の高いカスタマイズが可能です。
| 初期費用 | 0円 |
| 月額費用 | 0円 |
| 販売・決済手数料 |
販売手数料:0円 決済手数料:3.5%前後〜(決済手段により異なる・月額費用あり) |
| 利用可能な決済 | クレジットカード、コンビニ、後払い、Amazon Pay、PayPay、楽天ペイなど多数対応 |
| 拡張性 | 国内開発コミュニティが大きく、豊富なプラグインが利用可能 |
| デザイン性 | デザインテーマが豊富。細かいカスタマイズにも対応し、独自性が高い |
特徴・強み
最大の特徴は「自由度の高さ」と「拡張性」です。オープンソースのため、デザインから機能追加まで自由にカスタマイズ可能で、独自性の高いECサイトを構築できます。
また、国内開発コミュニティが大きく、プラグインやテーマも豊富に提供されています。
初期費用・月額費用
オープンソース版は無料で利用できますが、自社サーバーに設置するためサーバー費用や開発費が必要です。
販売手数料・決済手数料
販売手数料は発生しません。決済手数料は導入する決済サービスによって異なりますが、3〜4%前後が一般的です。
初心者におすすめ度(作成・操作難易度)
おすすめ度:☆
自由度が高い反面、専門知識がない初心者には扱いが難しいでしょう。サーバー構築やプログラミング知識が必要となるケースも多いため、IT担当者や外部の制作会社と連携して利用するのが一般的です。
サポート体制
オープンソース版は基本的にコミュニティベースでのサポートとなります。
機能性・拡張性
プラグインやテーマが豊富に用意されており、機能拡張やデザイン変更の自由度が非常に高いです。受注管理や会員機能、BtoB向けの機能など、ビジネスモデルに応じた高度な構築が可能です。
セキュリティ性
オープンソースであるため、導入側のセキュリティ管理が重要となります。ただし、EC-CUBE公式からは定期的にセキュリティパッチが配布されており、公式のクラウド版では最新のセキュリティ環境で利用できます。
ECサイト構築サービスは4つのタイプに分かれる
EC構築サービスの主なタイプ
- ECモール
- ASPカート
- ECパッケージ
- オープンソース
サービスを個別に比較する前に、ECサイト構築サービスが大きく4つのタイプに分かれることを押さえておきましょう。タイプが違えば費用構造も、必要な知識も変わります。
ECモールは、楽天市場やAmazonといった大型ショッピングサイトに出店する方法です。モール自体の集客力を利用できる反面、販売手数料の負担が大きく、デザインや顧客情報の扱いにはモール側のルールが適用されます。
ASPカートは、ベンダーが提供するシステムをインターネット経由で利用する方法です。初期費用が安く、専門知識がなくても短期間で開設できるため、個人から中小規模の事業者まで幅広く選ばれています。
ECパッケージは、必要な機能をひととおり備えた製品を購入し、自社向けに調整して導入する方法です。カスタマイズの自由度は高い一方、初期費用は数百万円規模になることが多く、年商が一定以上の事業者向けといえるでしょう。
オープンソースは、無償公開されているソースコードを使って構築する方法です。ライセンス費用はかかりませんが、サーバーの用意やセキュリティ対応を自社で担うため、開発体制がある企業に適しています。
構築方法ごとの費用や進め方をもう少し詳しく知りたい場合は、ECサイトの構築方法6種類とECモールとはで確認できます。
ECサイト構築サービスの選び方|比較したい6つのポイント
ECサイト構築サービスを選ぶときには、以下の6つのポイントを比較してみてください。
- ①費用(初期費用・月額費用・手数料の合計で比べる)
- ②搭載されている機能(必要な機能が揃っているか)
- ③デザインのカスタマイズ性
- ④対応している決済方法
- ⑤サポート体制
- ⑥拡張性・セキュリティ
それぞれの項目について、詳しく見ていきましょう。
①費用(初期費用・月額費用・手数料の合計で比べる)
ECサイト構築サービスの費用を比較するときは、月額費用の安さだけでなく運営コストの総額で考えましょう。ECサイトの運営コストは、初期費用・月額費用・販売手数料・決済手数料の合計で決まります。
月額0円のサービスでも手数料率が高ければ、売上が伸びるほど支払額は膨らみます。一方で、月額費用が高いサービスは手数料率が低く設定されている場合が多いため、月商が一定水準を超えると総額を抑えられることも珍しくありません。
想定する月商を当てはめ、1年間の支払総額でシミュレーションしてから選んでみてください。公開後に毎月かかる費用の内訳は、ECサイトのランニングコストで確認できます。
②搭載されている機能(必要な機能が揃っているか)
自社の販売方法に必要な機能が標準で使えるかどうかも、比較項目の1つです。定期購入、会員機能、クーポン発行、在庫管理、セット販売など、扱う商材や売り方によって求められる機能は変わります。
注意したいのは、同じサービスでもプランによって利用できる機能が異なる点です。無料プランでは利用できない機能が、有料プランでは利用できるケースもあります。
「サービス単位」ではなく「プラン単位」で機能表を確認し、必要な機能が想定予算のプランに含まれているかを見ておくと安心です。必要な機能の洗い出しには、ECサイトに必要な機能が役立ちます。
③デザインのカスタマイズ性
ブランドの世界観をECサイトでどこまで表現できるかは、デザインのカスタマイズ性に左右されます。テンプレートを選ぶだけで完成するサービスもあれば、HTMLやCSSを編集して、細部まで作り込めるサービスもあります。
導入前に確認しておきたいのは、テンプレートの数よりも「調整できる範囲」です。レイアウトの並び替え、商品フレームの見せ方、独自のCSS適用など、組み合わせによってどこまで自社らしさを出せるか、試用期間中に実際に触って判断してみてください。
④対応している決済方法
決済方法の選択肢が少ないと、購入直前の離脱につながります。クレジットカードは必須として、コンビニ払い、代金引換、後払い、PayPayや楽天ペイなどのID決済に対応しているかを確認しましょう。
想定する顧客層によって、求められる決済手段は変わります。若年層向けならID決済やキャリア決済、法人向けなら請求書払いや銀行振込というように、購入者の支払い習慣に合わせて選ぶことが大切です。決済手段ごとの特徴は、ECサイトの決済方法で整理しています。
⑤サポート体制
運営中につまずいたとき、すぐに相談できる窓口があるかどうかも比較しておきたい項目です。問い合わせ手段は、メールのみ、チャット対応あり、電話対応ありとサービスによって差があります。
さらに、開店前の初期設定を手伝ってくれるか、開店後の運用相談にも応じてくれるかで、実際の負担は大きく変わります。ECサイト運営に関する知識がない状態で始める場合ほど、サポートの手厚さがサービスの継続のしやすさにもつながるでしょう。
⑥拡張性・セキュリティ
ECサイトの成長に合わせて、上位プランへの変更や外部システムとの連携ができるかを確認することも大切です。受注管理システムや在庫連携ツール、会計ソフトとの連携に対応していれば、取引量が増えても運用体制を大きく変えずに済みます。
セキュリティ面では、常時SSL化への対応、不正注文対策、管理画面の2段階認証といった機能が備わっているかも判断材料の1つです。顧客の個人情報と決済情報を預かる以上、優先度を下げてはいけない項目です。
詳しくはECシステムの種類と選び方とECサイトのセキュリティ対策をご確認ください。
ECサイト構築サービス選びでよくある失敗と対策
サービス選定では、開設後に想定していた使用感と異なることに気づくケースが少なくありません。ここでは、ECサイト構築サービス選びで、よくある4つの失敗と、その対策を整理します。
①月額費用の安さだけで選び、総額では割高になる
月額0円のサービスでも、販売手数料が5〜6%台であれば月商100万円で5万円以上の負担になります。想定する月商で1年分の総額を試算し、有料プランと比較して決めましょう。
手数料の水準はECサイトの手数料比較で確認できます。
②必要な機能が足りず、運用に手間がかかる
定期購入や会員別価格などが使えず、受注のたびに手作業が発生することも珍しくありません。契約前に「必ず必要な機能」と「あると望ましい機能」を書き出し、候補プランの機能一覧と照合しておきましょう。
③集客を想定しておらず、開設しても売れない
自社ECは、モールと違って開設しただけでは訪問者が集まりません。SEOやSNS、広告など、公開前から集客の導線を設計することが大切です。
目的に合ったサービス選びをするときには、目的別のECサイト作成サービスが参考になります。
④事業拡大時に乗り換えが必要になり、移行コストが発生する
商品データや会員情報の移行には手間と費用がかかります。将来の売上規模を見据え、上位プランへの変更で対応できるサービスを選んでおくと、乗り換えの負担を避けられます。
ECサイト構築サービスの比較に関するよくある質問
最後に、ECサイト構築サービスの比較でよく寄せられる質問にお答えします。
Q1.無料と有料のECサイト構築サービスはどちらを選ぶべきですか?
月商の規模で判断してみてください。売上が小さいうちは手数料の総額が少ないため無料プランが有利ですが、月商が数十万円を超えると、手数料の合計が有料プランの月額費用を上回るケースがあります。
無料で始める方法はECサイトを無料で作成する方法で詳しく解説しています。
Q2.個人でも使えるサービスはどれですか?
本記事で紹介したサービスのうち、イージーマイショップ・BASE・STORES・Shopify・カラーミーショップは個人でも契約できます。開業届の有無にかかわらず利用できるサービスが多いものの、取り扱う商材によっては許認可が必要になる点にご注意ください。
Q3.あとから別のサービスへ乗り換えられますか?
乗り換えは可能です。ただし、商品データや会員情報の移行、デザインの作り直し、URL変更に伴うSEO評価の引き継ぎなど、想定以上の作業が発生します。最初から数年先の規模を見込んで選ぶほうが、結果的にコストを抑えられます。
Q4.複数のサービスを併用できますか?
併用できます。集客力のあるECモールと、顧客との関係を育てられる自社ECを組み合わせる運用は一般的です。ただし在庫や受注の管理が二重になるため、在庫連携ツールの導入もあわせて検討しましょう。
ECサイト構築サービスは導入後の使いやすさまで確認して選ぼう
ECサイト構築サービスを比較する際は、初期費用や月額費用だけでなく、必要な機能がそろっているか、事業規模に合っているか、困ったときに相談できるサポート体制があるかまで確認することが大切です。
また、導入後に無理なく使い続けられるか確認するために、気になるサービスは無料プランやお試し期間を活用し、実際の管理画面を触ってみるとよいでしょう。
イージーマイショップでは、アカウント発行後、本来有料のスタンダードプランを60日間お試しいただけます。ショップの作成や商品登録、受注管理などの流れを実際に体験できるのはもちろん、豊富なアドオン機能を活用して、自社の運用に合わせて機能を拡張できるかも確認が可能です。
導入前に操作性や機能を確認しておくことで、自社の運用とのミスマッチを防ぎやすくなります。ぜひイージーマイショップの無料アカウントを発行し、導入後のイメージをつかんでみてください。
60日間お試し期間のおすすめの活用方法については、こちらをご確認ください。


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