カゴ落ちとは?代表的な原因やカゴ落ちを防ぐための13の対策を徹底解説 | イージーマイショップ ECコラム| ECサイトの構築・売上アップ・効率運用のためのノウハウ紹介
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カゴ落ちとは?代表的な原因やカゴ落ちを防ぐための13の対策を徹底解説

カゴ落ちとは?代表的な原因やカゴ落ちを防ぐための13の対策を徹底解説

カゴ落ちは、ECサイトを運営する企業にとって見過ごせない課題の一つです。商品をカートに入れたユーザーがそのまま離脱してしまうと、本来得られたはずの売り上げを逃してしまう可能性があります。広告費や集客の手間をかけてユーザーを集めても、購入直前で離脱されてしまっては成果につながりません。

一方で、カゴ落ちが発生する原因はさまざまです。送料や手数料の高さ、会員登録の手間、決済画面の分かりにくさなど、複数の要因が重なっているケースもあります。カゴ落ちの原因を把握した上で、自社に合った対策を講じることが重要です。

本記事では、平均のカゴ落ち率やカゴ落ちの代表的な原因、カゴ落ちを防ぐための具体的な対策などをご紹介します。

記事を先読み

  • カゴ落ち率の平均は約70%といわれている
  • カゴ落ちが発生する代表的な原因は、送料や手数料が高いことや、会員登録・決済情報など入力作業の煩雑さなどが挙げられる
  • カゴ落ちを防ぐためには、費用の明示・決済手段の拡充・導線改善・メール施策など複数の施策を組み合わせて実行することが重要である
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目次
  1. カゴ落ちとは?
  2. カゴ落ち率の平均はどのくらい?
  3. カゴ落ちの代表的な原因
    1. 送料や手数料などの費用が高い
    2. 到着予定日が遅い
    3. 会員登録が必要で手間がかかる
    4. 決済情報を入力する際に不安を感じる
    5. 決済までの手順が分かりにくい
    6. 返品ポリシーに不安や不満がある
    7. エラーが発生して購入できない
    8. 合計の購入金額が決済画面に遷移するまで分からない
    9. 決済手段が限られている
  4. カゴ落ちを防ぐための対策13選
    1. 1. カゴ落ちが発生する理由を分析する
    2. 2. 送料や手数料などの追加費用を明示する
    3. 3. 商品到着までの日数を明記しておく
    4. 4. さまざまな決済手段を用意する
    5. 5. 会員登録の手間を減らす・登録なしでも購入できるようにする
    6. 6. 決済までの手順をシンプルする
    7. 7. セキュリティ対策を徹底して詳細を明示する
    8. 8. 決済前に合計金額を確認できるようにする
    9. 9. 返品・交換のポリシーを明示する
    10. 10. サイト改善やサーバー強化を実施する
    11. 11. カゴ落ちメールを送る
    12. 12. クーポンや限定特典で購入を後押しする
    13. 13. チャットボットやFAQを設置する
  5. カゴ落ち対策に役立つツール
    1. ECプラットフォーム
    2. 分析ツール
    3. MAツール
    4. Web接客ツール
  6. カゴ落ち対策ツールの選び方
    1. カゴ落ち対策ツールの導入目的を明確にする
    2. カゴ落ち対策ツールの機能を確認する
    3. カゴ落ち対策ツールの費用を確認する
  7. まとめ

カゴ落ちとは?

カゴ落ちとは、ECサイトで商品をカートに追加したにもかかわらず、購入につながらず離脱してしまうことです。ECサイトではよく見られる現象ですが、売り上げに直結する課題であるため放置はできません。

またカゴ落ち率は、以下の計算式で算出可能です。

  • カートに商品を入れたユーザー数 – 実際に購入したユーザー数 = 購入しないままECサイトを離脱したユーザー数
  • 購入しないままECサイトを離脱したユーザー数 ÷ カートに商品を入れたユーザー数 = カゴ落ち率

カゴ落ち率の平均はどのくらい?

カゴ落ちは一部のECサイトだけで起こる特殊な問題ではありません。多くのECサイトで発生している一般的な課題です。

カゴ落ち率の平均は、約70%といわれています。つまりカートに商品を入れたユーザーが100人いたとしても、約70人は購入せずに離脱してしまっている可能性があるのです。

この数値を見ると、カゴ落ちは決して珍しいことではないと分かります。一方で裏を返せば、カゴ落ち対策を適切に行うことで、売り上げを伸ばせる余地が大きいとも考えられます。

まずは自社のカゴ落ち率がどの程度なのかを確認し、平均と比べて高いのか低いのかを把握するとよいでしょう。その上で、どこに問題があるのかを分析していくことが重要です。

カゴ落ちの代表的な原因

買い物かごに商品が入っているECサイト

ここからは、カゴ落ちの代表的な原因をご紹介します。自社のECサイトに該当するものがないか、チェックしてみてください。

送料や手数料などの費用が高い

カゴ落ちする原因の一つに、送料や手数料などの追加費用が高いことが挙げられます。

商品ページを見ている段階では、ユーザーは商品の本体価格に意識が向きやすい傾向があります。そのため気軽に商品をカートへ追加することはあっても、決済に進んだ段階で送料や手数料が上乗せされていることに気付き、想定より高いと感じて離脱してしまうことがあるのです。

また一定金額以上の購入で、送料や手数料が無料になる設定をしているECサイトもあります。しかし購入金額が基準に届かない場合には送料や手数料が発生するため、結果として商品価格に対して送料の負担が大きいと感じられるケースも多いです。

到着予定日が遅い

商品の配達が遅過ぎることも、カゴ落ちの原因の一つです。商品自体に魅力を感じていても、到着までの日数が長いだけで購入を断念するユーザーが一定数いるのです。

例えば、日用品や消耗品のようにすぐ使いたい商品では、配送予定日が遅いだけで他のECサイトへ流れてしまう可能性があります。またギフト用途の場合は、必要な日までに届くかどうかが大切です。他社より遅いと感じられる場合や到着予定日が明確でない場合は、ユーザーは不安になりやすいでしょう。結果、カゴ落ちが発生してしまう可能性があります。

会員登録が必要で手間がかかる

購入前に会員登録が必要であることも、カゴ落ちの原因となり得ます。

ECサイトを運営する中でユーザーに会員登録をしてもらえれば、メールマガジンやDMの送付など、さまざまなマーケティング施策を実行可能です。またユーザーにとっても一度会員登録してしまえば、次回以降の商品購入時にクレジットカード情報や住所などの入力の手間を省けるという利点もあります。

しかし実際には、商品を今すぐ購入したいユーザーにとって、会員登録は面倒に感じやすいです。特に初めて利用するECサイトでは、個人情報の登録に抵抗を覚える人も少なくありません。「メール配信が増えるのではないか」「退会しにくいのではないか」といった不安が、登録をためらわせることもあります。さらに入力項目が多い場合や、パスワード設定の条件が厳しい場合は、途中で面倒になって離脱する可能性が高いです。

会員登録はユーザーとの継続的な接点を作る上で重要なものである反面、購入の障壁にもなり得るということを認識しておきましょう。

決済情報を入力する際に不安を感じる

決済情報を入力する際に不安を感じる内容になっている場合、カゴ落ちにつながりやすいです。

例えば、SSL証明書のマークが見当たらない、決済ページに移った途端にデザインが大きく変わる場合に、ユーザーは不安を抱きやすいです。また会社名や所在地、問い合わせ先が分かりにくいECサイトも、信頼性に欠ける印象を与えやすくなります。購入前に確認したい情報が見つからないと、商品ではなくそのECサイト自体への不安が強まり、カゴ落ちが発生する原因になります。

このような不安は、ユーザーの気持ちの問題として片付けるべきではありません。ECサイト側がセキュリティ環境を整え、ユーザーに信頼してもらえるような取り組みを行うことが大切です。

3Dセキュアによって手間がかかる

セキュリティ対策は重要ですが、それ自体がカゴ落ちの原因になるケースがあります。その代表例の一つが、ECサイトなどでクレジットカード決済を行う際に利用される本人認証サービス「3Dセキュア」です。安全性を高めるための仕組みである一方、認証の途中で手間を感じたユーザーが離脱してしまう可能性があるのです。例えば、認証画面への遷移に時間がかかる、パスワードや認証コードの入力方法が分かりにくいといった場合は、途中で面倒になり離脱してしまうことがあります。特に急いで購入したいユーザーほど、認証の追加ステップを負担に感じやすいでしょう。

そのため3Dセキュアを導入する際は単に機能を有効化するだけではなく、ユーザーが迷わず認証できる設計になっているかも確認することが大切です。

決済までの手順が分かりにくい

決済までの手順が分かりにくい・複雑過ぎることも、カゴ落ちの原因となるため注意しましょう。

例えば、購入完了までに何ページも移動しなければならない、どこまで入力が終わっているのか分からない、確認画面と修正画面を何度も行き来しなければならないといった仕様は、ユーザーにとって強いストレスになります。また入力項目が多い、必須項目が分かりにくいといった点も、途中離脱を招きやすくカゴ落ちが発生しやすくなるでしょう。

返品ポリシーに不安や不満がある

返品ポリシーが不十分であることもカゴ落ちの原因になります。商品の魅力や価格に納得していても、購入後の対応に不安があると、最後の一歩を踏み出しにくくなるということです。

例えば、商品の返品期限が極端に短い、返品時の送料が全て自己負担になる、返品条件が細かく複雑で理解しにくいといった場合、ユーザーは購入をためらいやすくなります。また返品方法や問い合わせ先が分かりにくい場合も「何かあったときに対応してもらえるのか」と不安を感じる原因になるでしょう。

エラーが発生して購入できない

カゴ落ちの原因として、ECサイトでエラーが発生したりクラッシュしたりして購入できない ことも挙げられます。つまり、一定数のユーザーは購入意欲を持ちながらも、ECサイト側の不具合によって離脱しているということです。

例えば、決済ボタンを押しても画面が進まない、入力内容に問題がないのにエラー表示が出る、スマートフォンでは正しく表示されないといった不具合があると、ユーザーは購入を継続してしまいやすいでしょう。

またその商品が特定のECサイトでしか購入できない場合は、時間を置いて再度試してくれる可能性もあります。しかし他のECサイトでも購入できる商品であれば、ユーザーはすぐに別の競合サイトへ移ってしまうでしょう。

合計の購入金額が決済画面に遷移するまで分からない

合計の購入金額が決済画面に遷移するまで分からない仕様になっていると、カゴ落ちしやすいです。。特に、住所や氏名などの個人情報の入力を終えた後に想定外の追加費用が表示されると、ユーザーは「最初から分かっていれば買わなかった」と感じやすくなります。

理想は、カートページの時点で商品の金額だけではなく、送料や手数料を含めた合計金額が把握できる状態です。早い段階で総額が分かれば、ユーザーは納得した上で購入手続きに進めます。一方、決済画面に移るまで追加費用が見えない場合は、不透明な印象を与えてしまうでしょう。

また決済画面まで進んでしまうと、商品の一部を削除したり数量を見直したりする操作がしにくいECサイトもあります。そのため総額を見た時点で高いと感じると、調整するより離脱した方が早いと判断するユーザーもいるでしょう。これはユーザー体験の低下にもつながります。

決済手段が限られている

決済手段が限られていることも、カゴ落ちの原因となります。

例えば、クレジットカードを持っていないユーザーや、インターネット上でカード情報を入力したくないユーザーもいます。特に若年層では、コンビニ決済やスマホ決済、後払い決済などを普段から利用しているケースも多いでしょう。普段使用している決済手段がない場合、そこで購入を諦めてしまう可能性があります。

また法人が購入する場合や高額商品を購入する場合は、銀行振込を希望されるケースもあります。ユーザー層や商材によって求められる決済手段は異なるため、自社のターゲットに合った方法を用意できていないと、カゴ落ちが発生しやすくなるでしょう。

カゴ落ちを防ぐための対策13選

ECサイトの商品一覧画面

カゴ落ちは、適切な対策を講じることで改善できる可能性があります。ただし、1つの施策だけで大きく改善するとは限りません。複数の課題が重なっているケースも多いため、ECサイト全体を見直しながら対策をしていきましょう

特に重要なのは、ユーザー視点で購入完了までの流れを確認することです。運営側には分かりやすい仕様でも、初めて訪れたユーザーには不便に感じられる場合もあります。

ここからは、カゴ落ちを防ぐために取り組みたい13の対策をご紹介します。

1. カゴ落ちが発生する理由を分析する

まずは、何が原因でカゴ落ちが発生しているのかを分析しましょう。原因を正確に把握しないまま施策を進めても、十分な効果は得られないでしょう。感覚ではなく、実際のデータを基に課題を特定することが重要です。

具体的には、ECサイトに分析ツールを導入し、ユーザーの行動を確認します。どこで離脱が多いのか、どのデバイスで購入率が低いのか、流入元によってカゴ落ち率に差があるのかといった点を見ていくことで、改善の方向性が明確になるでしょう。

またカートに商品を追加した後の動きまで追えると、より具体的な課題を把握可能です。例えば、カートまでは進むものの決済ページで離脱が多い場合は、送料表示や入力フォーム、決済手段などに問題がある可能性があります。一方でカゴ落ち率ではなく、商品ページからカート追加までの率が低いなら、商品情報の見せ方や訴求内容の改善が必要かもしれません。このように現状を分析し、何を優先的に改善すべきかを整理しましょう。

手軽にECサイトを作成できるeasy my shop(イージーマイショップ)では、アクセス解析機能を搭載しています。アクセス数やページ閲覧数、リンク元、リアルタイムアクセス数、購買率、カゴ落ち率、注文単価、離脱率、平均滞在時間、利用デバイスなどを手軽に把握可能です。Google アナリティクスと連携もでき、地域や時間帯などを含めた詳細な分析も行えます。現状把握から施策立案までをスムーズに進められるでしょう。

2. 送料や手数料などの追加費用を明示する

送料や手数料などの追加費用は、購入直前のカゴ落ちを招きやすい原因の一つです。そのため、早い段階でユーザーに追加費用の方法を伝える必要があります。後から費用が加わる印象を与えると、不信感につながりやすくなります。

具体的には、送料や手数料はいくらかかるのか、送料や手数料が無料になる場合はその条件は何か、税込金額はいくらか、ラッピング時に追加料金が発生するのかといった情報を、ユーザーの目に付きやすい場所へ表示することが大切です。商品ページやカートページ、配送方法の説明欄など、購入前に確認しやすい位置に明示するとよいでしょう。

イージーマイショップの場合、ユーザーは配送方法別の送料や手数料を確認可能です。またショッピングカート内で税抜金額と税込金額の両方を確認できるので、購入前に総額を把握しやすくなります。こうした見せ方は、想定外の追加費用によるカゴ落ちを防ぐ上で有効です。

3. 商品到着までの日数を明記しておく

商品の到着までにかかる日数は、購入判断に大きく関わる情報です。配送の見通しが立たないと、ユーザーは不安を感じやすくなります。

そのため配送方法ごとに、どの程度の日数がかかるのかを明記しておくことが大切です。通常時だけではなく、セール期間や年末年始といった繁忙期に配送が遅れやすい場合は、その点も分かるようにしておくと親切です。また天候や交通状況による遅延が見込まれる場合は、Webサイトの目立つ場所に注意事項を掲載しましょう。

加えて、単に「数日で発送」と書くだけではなく、最短のお届け可能日や配送時間帯を具体的に表示できると、ユーザーは購入判断をしやすくなります。

イージーマイショップでは、配送日の指定や配送時間帯の指定が可能です。こうした設定があると、ユーザーは自分の都合に合わせて受け取りやすくなります。利便性が高まることで、カゴ落ちを防ぎやすくなるでしょう。

4. さまざまな決済手段を用意する

決済手段を充実させることは、カゴ落ち対策の一つです。どれだけ商品に魅力があっても、ユーザーが希望する方法で支払えなければ購入につながりません。幅広いユーザーに対応するには、クレジットカード決済だけに頼らない設計が必要です。

例えば、以下のような決済手段を用意しておくのがよいでしょう。

  • 代金引換:商品を受け取る際に、配送業者へ現金で支払う方法
  • コンビニ決済:コンビニエンスストアで代金を支払う方法
  • スマホ決済:PayPayや楽天ペイなど、スマートフォンで支払う方法
  • 後払い決済:商品到着後に、コンビニエンスストアや銀行などで支払う方法
  • Amazon Pay:Amazonアカウントのユーザー情報を使って支払える方法
  • キャリア決済:携帯電話料金と合算して支払える方法

このように決済手段を広げることで、クレジットカードを持っていない方や、ECサイト内でクレジットカード情報を入力したくない方にも対応しやすくなります。

ただし決済手段を増やすと、導入や運用にコストがかかる場合があります。そのため自社商品のターゲット層や購入単価、利用シーンなどを分析した上で、優先して導入すべき決済手段を見極めるようにしましょう。例えば若年層向け商材ならスマホ決済、法人向け商品なら銀行振込を検討するといった方法があります。

イージーマイショップの決済サービス「イージーペイメント」なら、導入費や月額固定費が無料で、クレジットカード決済はもちろん、PayPayやコンビニ決済、銀行振込(バーチャル口座)に対応しています。決済の選択肢を広げやすいため、ユーザーごとの支払いニーズに応えやすいでしょう。

イージーペイメントの詳細はこちら

5. 会員登録の手間を減らす・登録なしでも購入できるようにする

購入時に会員登録を促す仕組みになっており、登録までに手間がかかる場合、カゴ落ちが発生しやすいです。そのため会員登録の手間をできるだけ減らす工夫が欠かせません。例えば、入力項目を必要最小限に絞るだけでも、ユーザーの負担は軽くなります。ユーザーの氏名や住所、連絡先など購入に必要な情報を中心にし、後から取得できる情報は分けて登録してもらう仕組みにするのも一つの方法です。

またそもそも会員登録なしでも購入できる仕組みを用意するのも有効です。まずはゲスト購入で購入してもらい、その後に希望者へ会員登録を案内する流れであれば、購入前の心理的な負担を減らしやすいでしょう。

会員獲得は重要ですが、ユーザーに離脱されてしまっては本末転倒です。まずは購入のしやすさを優先し、その上で無理のない形で会員登録を促しましょう。

イージーマイショップでは、会員登録をしてからレジへ進むパターンと、会員登録なしでレジへ進むパターンのどちらにも対応可能です。ユーザーの希望に合わせて購入方法を選べるため、登録の手間によるカゴ落ちを防ぎやすくなります。

6. 決済までの手順をシンプルする

決済までの手順をシンプルで分かりやすくすることも、カゴ落ち対策では欠かせません。入力や画面遷移が多いと、ユーザーは途中で面倒になりやすくなります。特にスマートフォンでは、少しの使いづらさが離脱につながりやすいため注意が必要です。

商品をカートに入れてから決済完了までの流れを見直し、ユーザーが迷わず操作できる状態に整えることで、カゴ落ちを防ぎやすくなるでしょう。具体的には、以下に挙げる方法があります。

  • 購入完了までのページ数を減らす
  • 現在ユーザーがどの段階まで進んでいるか(あとどのくらいで購入完了するのか)が分かるようにする
  • パソコンとスマートフォンそれぞれに最適化させたレイアウトにする
  • 購入に不要な入力項目(性別や生年月日、職業など)を削除する
  • ふりがなを自動入力できるようにする
  • 入力例を表示する
  • 必須項目を明確にする
  • 郵便番号から住所を自動入力できるようにする
  • 入力エラーをリアルタイムで表示する

ユーザーにとって分かりやすく、止まらずに進める導線になっているかを改めて確認しましょう。

7. セキュリティ対策を徹底して詳細を明示する

ECサイトで商品を購入する際、ユーザーは価格や商品内容だけではなく、セキュリティの高さも重視しています。特にクレジットカード情報を入力する場面では、少しでも不安を感じると離脱につながりやすくなります。

そのためセキュリティ対策を徹底する他、どのようなセキュリティ対策を行っているのかを分かりやすく伝えることが大切です。例えば、ECサイトのセキュリティや信頼性を高める方法として、以下のような対応が挙げられます。

  • SSLに対応し、通信データを暗号化する
  • 決済ページにVISAやMastercard、JCBといった決済サービスのロゴを配置する
  • セキュリティ対策を行っていることを示す「SSL暗号化通信」や「PCI DSS準拠」「セキュリティバッジ(NortonやMcAfee など)」といった表示を目立たせる
  • 運営会社の企業名や住所、電話番号などを明示する

セキュリティ対策を徹底していても、ユーザーに伝わっていなければ十分な効果は得られません。決済前のページやフッター、会社概要ページなど、確認しやすい場所に情報を整理しておくことが重要です。

イージーマイショップでは、なりすましによるクレジットカードの不正利用防止に有効な「3Dセキュア2.0(本人認証サービス)」に対応しています。3Dセキュア2.0はユーザーの利便性を大きく損なわずに、セキュリティの強化を図りやすい点が特長です。また常時SSL化や脆弱性診断、ハイブリッド指紋認証にも対応しています。

8. 決済前に合計金額を確認できるようにする

決済前に合計金額を確認できるようにすることも、カゴ落ちを防ぐ上で重要です。商品価格だけが見えていても、送料や手数料を含めた総額が後から分かる仕様の場合、ユーザーに不信感を与えてしまう恐れがあります。また合計金額が分かりやすいと、数量の見直しや商品の調整もしやすくなります。

9. 返品・交換のポリシーを明示する

カゴ落ち対策として、返品や交換のポリシーを明確にしましょう。購入前のユーザーは、商品が合わなかった場合や汚れ・不具合などがあった場合に、どのように対応してもらえるのかを気にしています。特にサイズ感や使用感に個人差が出やすい商品では、返品・交換ポリシーの分かりやすさが購入判断に影響する可能性があります。

そのため返品や交換については、ユーザーが知りたい情報を整理して目立つ位置に記載しておくことが大切です。具体的には、以下に挙げる内容を明確にしておきましょう。

  • 返品、交換の対象となる商品
  • 返品、交換の期限
  • 返品、交換時の送料負担
  • 返品、交換の方法
  • 問い合わせ先

返品や交換の条件は、厳しく設定するかどうかだけではなく、分かりやすく伝わるかどうかも大切です。購入前の不安を減らすことで注文しやすい環境を整えられ、カゴ落ちの防止にもつながるでしょう。

10. サイト改善やサーバー強化を実施する

ECサイトの表示が遅い、ページが重い、操作中にエラーが出るといった問題は、カゴ落ちを招く原因の一つです。ユーザーは購入したい気持ちがあっても、操作にストレスを感じると途中で離脱してしまうでしょう。

そのため、ECサイトの表示スピードや安定性を改善することが大切です。利用しているサーバーを見直す、表示速度を改善するといった対策を行って、ユーザー体験の向上を目指しましょう。アクセスが集中する時間帯でも安定してページが表示される環境を整えておくと、機会損失を防ぎやすくなります。

加えて、ECサイト全体でボタンの位置や商品写真の見せ方などの見直しを行うのもよいでしょう。購入や決済に関するリンクが分かりにくい、商品写真が見づらいといった細かな課題も、積み重なると離脱の原因になります。

イージーマイショップでは、商品写真を高画質で表示できる他、暗く写った写真を明るくきれいに加工できる機能も搭載されています。ECサイトの使いやすさと商品の訴求力の両方を高めることが、カゴ落ち対策につながるでしょう。

11. カゴ落ちメールを送る

カゴ落ちメールは、カートに商品を残したまま離脱したユーザーに対して、購入を思い出してもらうために送るリマインドメールのことです。一般的なメールマガジンよりも開封率やクリック率、購入率が高くなる傾向があります。カゴ落ちを改善したい場合は、優先的に検討したい施策の一つです。カゴ落ちメールの効果的な配信タイミングとしては、以下の通りです。

メール回数配信タイミング配信内容
1通目ユーザーの離脱から約1~3時間後「お買い忘れはありませんか?」というリマインドを送る
2通目ユーザーの離脱から約24時間後ユーザーがカートに入れた商品の魅力やユーザーレビューを伝え、再度興味を持ってもらう
3通目ユーザーの離脱から約3~7日後期限付きクーポンなどと共に商品の案内をする

件名には「カートに商品が残っています」「お買い忘れはありませんか?」といった内容が一目で分かるものを設定しましょう。またメール本文に商品画像を掲載すると、ユーザーが何を検討していたか思い出しやすくなります。視覚的に訴求することで、購入意欲を高めやすいというメリットもあります。

ただし、この施策を全て手動で行うのは現実的ではありません。手動の場合、手間がかかる上に、適切なタイミングにメールを送れなくなる可能性もあります。MAツールなどを活用し、自動配信する仕組みを整えることが大切です。自動化できれば、運用負担を抑えながら継続的に取り組みやすくなります。

一方で、同じユーザーへ何度もカゴ落ちメールを送ると逆効果になる可能性もあります。しつこい印象を与えると、購入してもらえなくなる上、当該のECサイトやブランドへの印象が悪化する恐れもあるでしょう。そのためカゴ落ちメールの配信は3通程度に抑え、それでも反応がない場合は停止する方がよいでしょう。適切な頻度と内容を意識することが、成果につながるポイントです。

12. クーポンや限定特典で購入を後押しする

クーポンや限定特典は、購入を迷っているユーザーの背中を押す施策として有効です。価格面で迷っている場合や、他のECサイトと比較している場合には、 最後のひと押しになりやすいです。購入前やカゴ落ちメールの配信時に提供することで、商品の購入や離脱したユーザーの再訪を促しやすくなります。

例えば「今すぐ購入で5%OFF」「初回限定で送料無料」といったクーポンや特典は分かりやすく、ユーザーに行動のきっかけを与えやすいでしょう。ただし、クーポンや特典を常に配布していると、ユーザーに「いつでももらえるから急がなくてよい」と感じられてしまい、カゴ落ち対策につながりません。そのため、初回購入者だけを対象にする、利用できる期間を限定する、一定金額以上の購入時のみ使えるようにするなど、特別感や限定感を出すことが大切です。

イージーマイショップでは、クーポンによる値引きや割引に対応しています。利用期間や利用可能回数、最低利用金額も指定できるため、販促の目的に合わせて柔軟に設定可能です。

13. チャットボットやFAQを設置する

購入前の疑問や不安をその場で解消できる仕組みを整えることも、カゴ落ち対策として有効です。商品や配送、支払い方法などに不明点があるままだと、ユーザーは購入を保留しやすく、カゴ落ちが発生しやすくなります。そのため、必要な情報へすぐアクセスできる仕組みを用意しておくことが大切です。

例えば、チャットボットやFAQがあれば、送料・手数料、配送時間、返品方法、決済手段などの疑問に対する回答をすぐに提示できます。ユーザーは24時間いつでも確認できるので、満足度の向上にもつながるでしょう。

またFAQを設置する場合は、カート画面や決済画面にFAQへのリンクを設置して、ユーザーがスムーズに移動できるようにしておくと効果的です。必要な情報を探す負担が減るため、離脱を防ぎやすくなります。

カゴ落ち対策に役立つツール

先述したようなカゴ落ち対策を行うには、施策を実行しやすくするためのツールの活用も重要です。ただし原因の分析や購入導線の改善、離脱後のフォローまでを全て手作業で行うのは容易ではありません。そのため、自社の課題やニーズに合ったツールを選び、効率良く改善を進めていくのがおすすめです。

ここでは、代表的なツールについてご紹介します。

ECプラットフォーム

現在のECサイトでカゴ落ちに悩んでいるなら、ECプラットフォームの乗り換えによりカゴ落ち対策に必要な機能を備えるのも方法の一つです。ECプラットフォームは、ECサイトの構築から運用、管理、Webサイトの改善までを一貫して行えるツールです。商品登録の他に、決済や会員機能、販促機能などもまとめて搭載されているケースが多く、EC事業の基盤になるものといえます。

機能が豊富なECプラットフォームを導入すれば、カゴ落ちの要因となる情報入力の煩雑さや決済手段の制約といった問題点を一気に解決できるので、一つずつ手作業で改善する手間がかかりません。またアクセス数や離脱率などが一目で分かる分析機能があれば、データを基に継続的な改善施策を打ち出すことも可能です。

イージーマイショップは、ECサイトの構築から運用、分析までが標準機能で搭載されているECプラットフォームです。クレジットカード決済やコンビニ決済、銀行振込などに対応しており、公式決済サービス「イージーペイメント」を利用すれば、初期費用・月額固定費が無料で手軽に導入できます。

また充実したアクセス解析機能があるだけではなく、Googleの解析ツール・Googleアナリティクスと連携し、より高度な分析を行うことも可能です。カゴ落ちはもちろん商品への反応やプロモーションの効果を数値で確認できます。

分析ツール

先述した通り、カゴ落ち対策やECサイトの改善を行う際には、まず現状を数値で把握することが欠かせません。そのため分析ツールを活用して、ユーザー行動などを確認しましょう。無料で利用できるGoogle アナリティクスの他にもさまざまな分析ツールがあるため、どのような数値を確認できるのかを比較することが大切です。

イージーマイショップはECプラットフォームでありながら、基本的なアクセス解析機能を搭載しています。リンク元やデバイス別アクセス、コンバージョン測定などを行えるため、日常的な運用の中で課題を把握しやすいでしょう。

MAツール

MAツールとは、売り上げにつながるマーケティング業務を効率化・自動化するためのツールです。見込み顧客へのメール配信や行動履歴に応じたアプローチを自動で行えるため、カゴ落ち対策とも相性が良いでしょう。

例えば、カートに商品を残したまま離脱したユーザーに対して、一定時間後にリマインドメールを送る運用は、MAツールがあると進めやすいです。他にも値下げ情報や在庫残数の案内、閲覧履歴に合わせたおすすめ商品の紹介など、購入を後押しする施策を実行しやすくなります。

イージーマイショップでは、メルマガ配信が可能です。購入履歴や会員属性などに基づき、ユーザーごとにパーソナライズしたコンテンツを届けられます。また「セール情報」や「新商品情報」など、ユーザーのニーズに合わせた受信設定も可能です。必要な情報だけを届けやすいため、開封率の向上や配信停止の抑制にもつながります。

Web接客ツール

Web接客ツールとは、Webサイト上でユーザーに向けて必要な情報を届けるためのツールです。チャットツールやチャットボットのようにリアルタイムで案内するものもあり、疑問の解消や購入の後押しに役立ちます。

ユーザーが購入前に知っておきたい、セール情報やショップの利用に関する疑問点への回答をその場で提示することでカゴ落ちを防ぎやすくなるでしょう。

カゴ落ち対策ツールの選び方

カゴ落ち対策に使えるツールはさまざまありますが、どれを選んでも同じ効果が得られるわけではありません。自社の課題や目的に合わないツールを導入すると、十分に使いこなせず、想定していた費用対効果を得られない可能性もあります。そのため事前に導入目的や必要な機能、かけられる予算などをまとめておくことが大切です。

ここでは、カゴ落ち対策ツールを選ぶ際に押さえておきたいポイントをご紹介します。

カゴ落ち対策ツールの導入目的を明確にする

カゴ落ち対策ツールの導入を検討する際は、まず目的を明確にしましょう。目的が曖昧なままでは、必要な機能や比較すべきポイントも定まりません。何を改善したいのかを整理しておくことで、自社に合ったツールを見つけやすくなります。

例えば、以下に挙げるような目的が考えられます。

  • カゴ落ちする原因を知りたい
  • カゴ落ち(購入途中での離脱)を防ぎたい
  • 入力フォームを最適化して売り上げを伸ばしたい

原因分析が目的なら、アクセス状況や離脱率、デバイス別の購入率などを把握できるツールの導入を検討しましょう。一方、購入途中の離脱防止が目的なら、カゴ落ちメールやリマインド配信を行えるツールの導入が選択肢の一つになります。入力フォームの改善を重視するなら、入力補助やレイアウト調整がしやすいツールを優先すべきでしょう。

このように、目的によって選ぶべきツールは変わります。まずは自社がどの段階で課題を抱えているのかを整理し、導入後に何を改善したいのかを明確にしてください

カゴ落ち対策ツールの機能を確認する

カゴ落ち対策ツールを検討する際には、どのような機能が搭載されているのかを細かく確認しましょう。例えば分析機能の中には、アクセス数やページ閲覧数といった基本的な数値が確認できるものもあれば、カゴ落ち数やプロモーションの効果、決済・購入・払い戻し数、商品への反応などを確認できるものもあります。自社がどこまで分析したいのかを考慮した上で、必要な機能が搭載されているツールを選ぶことが大切です。

また機能を確認する際は、できることの多さだけではなく、実際に運用しやすいかも見ておきたいポイントです。必要な機能があっても、設定が複雑で使いこなせなければ十分な成果にはつながりにくくなります。

カゴ落ち対策ツールの費用を確認する

カゴ落ち対策ツールを選ぶ際は、費用面の確認も欠かせません。初期費用と月額費用がかかるケースが一般的ですが、ツールによって費用は異なります。機能が充実していても、費用が予算内でなければ利用することは難しいでしょう。

自社の目的に合ったツールを複数ピックアップしたら、見積もりを依頼して比較するのがおすすめです。初期費用や月額費用の他に、後から想定外の費用が発生しないよう、事前に総額や内訳をしっかりと確認しておきましょう。

また無料トライアルを実施しているツールであれば、積極的に利用して使い勝手を試してみてください。管理画面の見やすさや設定のしやすさ、社内で運用しやすいかどうかは、実際に触れてみないと分からない部分もあります。費用はもちろんのこと、運用しやすさも含めて比較することが重要です。

イージーマイショップでは無料でネットショップが作成できる他、有料プランも60日間無料トライアルが可能です。機能の豊富さや使い勝手などを知りたい場合は、お気軽に試してみてください。

イージーマイショップでは、アカウント発行後60日間、有料のスタンダードプランを無料で使用できます。他社サービスと比較しても圧倒的に長い期間お試しで使用できるため、イージーマイショップの様々な機能を体験してみてください。
60日間のお試し期間のおすすめの使い方については、こちらをご確認ください。

まとめ

カゴ落ちは多くのECサイトで発生する課題ですが、ユーザー目線で原因を分析し、決済手段の拡充や導線改善などの対策を講じることで改善が可能です。

もし、これらの対策を一つずつ手作業で進めるのが難しいと感じるなら、カゴ落ち対策に強いECプラットフォーム「easy my shop(イージーマイショップ)」の活用を検討してみてはいかがでしょうか

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