
「ECサイトを短期間で始めたい」 「初期費用やサーバー管理コストをできるだけ抑えたい」
そんな悩みを抱える企業や個人事業主の間で、いま選ばれているのがASPカートです。
ASPカートは、クラウド上で提供されるショッピングカートシステムで、
- 初期費用を抑えて短期間でECサイトを立ち上げられる
- サーバー管理やセキュリティ対応が不要で安心
- 定期購入や越境ECなど、多様な販売モデルに対応可能
- 常に最新機能がアップデートされるため競争力を維持できる
などの利用するメリットがあります。ASPカートは、商品登録から決済・配送といったECサイトに求められる機能をワンストップで行えることが魅力です。ASPカートは「手軽さ」と「拡張性」を兼ね備えたECサイト運営のスタンダードになりつつあります。
本記事では、ASPカートの特徴を始め、導入のメリット・デメリット、代表的なサービス、選び方までわかりやすくご紹介します。
ASPカートとはなにか?

引用元: https://pixabay.com/photos/e-commerce-online-commerce-3692440/
ASPカートとは、インターネット上で簡単にECサイトを作成できるクラウド型のショッピングカートサービスのことです。
ASPは「Application Service Provider」の略で、インターネットを通じてアプリケーションを利用できる仕組みを指します。ASPカートは、サービス提供会社のサーバー上にあるショッピングカートを借りて利用するイメージです。
サーバーを用意したり、システムを構築したりといった手間や知識なしで導入できるため、誰でも手軽にECサイトを始められることがASPカートの特徴です。
ASPカートの特徴
ASPカートには、以下の特徴があります。
- クラウド型: インストール不要。インターネット環境があれば、どこからでも利用可能
- 初心者向けの設計: HTML・CSSといったWebサイト作成の知識、サーバー構築の知識がなくてもECサイトを立ち上げられる
- 月額制の料金体系: 多くは月額利用料や販売手数料が発生。無料プランを提供するサービスもある。
- 保守・セキュリティ対応不要: システムの保守・アップデート、セキュリティ対策はサービス提供会社が実施
- 多機能搭載:決済・在庫管理・配送設定・SEO・クーポン・レビューなど、ECサイト運営に必要な機能を搭載
のように、ASPカートは導入が行いやすく、ECサイトを始めたい方が求める機能が揃っています。
どのような人に向いているのか?
ASPカートは「とにかくネットショップを始めたい」と考える方にとって、最適な選択肢といえるでしょう。向いている方の具体的な例は、以下のとおりです。
- ECサイトを手軽に始めたい個人事業主
- 初期コストを抑えてECサイト運営をしたい小規模企業
- スピード重視でECサイトを立ち上げたい企業
- システム管理よりも販売や集客に集中したい企業
ASPカートは、低コストかつ短期間で導入できます。さらにシステム管理をサービス提供会社に任せられるため、販売や集客といった活動に注力可能です。そのため、小規模事業者、新規事業のスピード重視の企業、初めてECサイトを立ち上げる個人事業主にとくに向いています。
事業規模が拡大した際にも、プランのアップグレードやカスタマイズによって柔軟なスケーリングができることもASPカートを選ぶ理由の1つといえるでしょう。
ASPカート以外のECサイト構築方法
ECサイトの構築方法は、ASPカートだけではありません。代表的な選択肢として「パッケージ型」と「フルスクラッチ型」があり、事業規模や要件に応じて使い分けられています。
パッケージ型は、ECサイト構築用のソフトウェアを購入し、自社サーバーやクラウド上に導入して運用する方法です。デザインや機能のカスタマイズ性が高く、外部システムとの連携も柔軟に行える一方、初期費用は高くなる傾向にあり、構築可能な人材の確保も必要です。
フルスクラッチ型は、自社の要件に合わせてゼロからECサイトを開発する方法を指します。完全に独自仕様で構築できるため、独自性のある業務フローや特殊な販売モデルにも対応可能です。
ただし、開発期間が長く費用も高いため、相応の事業規模が前提となります。スモールスタートで始め、成長段階に合わせて構築方法を見直していく考え方が現実的です。
ASPカートの費用はいくらかかる?
ASPカートの費用は、初期費用・月額費用・販売手数料・決済手数料の組み合わせで決まります。サービスによって幅はありますが、初期費用は0円〜10万円、月額費用は0円〜数万円、販売手数料は売上の0〜5%、決済手数料は3.6〜6.6%程度が目安です。
無料プランのあるサービスを選べば、固定費0円で始められますが、販売手数料率が高めに設定されているケースが多いため、売上規模が拡大すると逆に負担が大きくなります。
中長期で売上拡大を目指すなら、有料プランで販売手数料が抑えられているサービスを選んだ方 が、結果的に利益を残せるでしょう。
モール型EC(楽天・Amazon)との違い
ASPカートは「自社EC」、楽天市場やAmazonは「モール型EC」と呼ばれます。同じネット販売でも、向いている用途が大きく異なるため、特徴を比較したうえで選ぶことが大切です。
両者の違いを整理すると、下表の通りです。
| 比較軸 | ASPカート (自社EC) | モール型EC (楽天・Amazon) |
|---|---|---|
| 手数料の構造 | 月額+決済手数料中心 | 出店料+販売手数料が高め |
| ブランディングの自由度 | 高い(独自デザイン可) | モール仕様に制約あり |
| 顧客データの保有 | 自社で保有・活用可能 | モール側に帰属しがち |
| 集客力 | 自社で構築する必要あり | モール集客力に乗れる |
| 独自性 | 世界観を打ち出しやすい | 価格競争に陥りやすい |
短期的な集客重視ならモール型、ブランディングと顧客資産の蓄積を重視するなら自社EC、というのが基本的な考え方です。両方を併用するハイブリッド戦略も一般的になっています。
詳しくは、こちらの記事もあわせてご覧ください。
ASPカートのメリット・デメリット
![ハンドサインで「GOOD]をしている女性の画像](../wp-content/uploads/2025/08/9689-2-1-1024x683.jpg)
引用元: https://pixabay.com/photos/thumbs-up-happy-positive-woman-2649310/
メリット
初心者でも始められる、導入が早い、低コスト、システム管理が不要といったASPカートを利用するメリットについて解説します。
初心者でもすぐに始められる
ASPカートの導入は、HTMLやプログラミングの知識が不要です。ITに詳しくない初心者でもすぐにECサイトが始められます。デザインテンプレートが用意されているので、商品登録や基本的な設定を行えばECサイトを公開できます。
導入が早い
ASPカートを導入するメリットは、その導入の速さにあります。商品登録・店舗設定・配送料設定などを済ませれば、数時間から数日といった短い期間でECサイトを公開できます。
ASPカートを利用すれば、自社開発のようにサーバーやシステムの構築に時間をかける必要がありません。
コストを抑えられる
ASPカートの導入によって、ECサイトの初期投資を最小限に抑えられます。無料や定額の月額プランを提供するサービスも多く、大きなリスクを背負わずにECサイトを始められます。
システム管理が不要
サーバー管理・セキュリティ対策・システムアップデートといったシステム周りの管理は、すべてサービス提供会社が対応してくれます。ECサイトを運営するうえで、顧客情報の管理や情報漏洩対策は大変重要です。
ASPカートはそのようなシステム周りの対応が不要なため、商品選定や集客といった販売戦略の実施に専念できます。
ECに必要な機能が揃っている
ASPカートの多くには、
- 商品登録
- 注文・顧客管理
- 決済
- 配送設定
- レビュー機能
- クーポン発行
- SEO機能
といったECサイト運営に必要な基本機能が標準搭載されています。そのため、追加の開発やツールなしで、安心してECサイトがスタートできます。
スマホ対応やSNS連携も簡単
ASPカートの多くは、スマホ向けのレスポンシブデザインに対応しています。ECサイトの利用者の多くを占めるモバイルユーザーを意識した対応が基本的に不要です。
また、Instagram・Facebook・Xなどとの連携も簡単に行えるので、SNSを活用した集客や販促がスムーズに行えます。
デメリット
カスタマイズの制約、データの所有の制限、長期的なコストの増大、サービス停止のリスクといったASPカートを利用するデメリットについて解説します。
カスタマイズに限界がある
ASPカートで世界観を打ち出したデザインや特殊な機能を追加したい場合、希望通りにECサイトに実装できない場合があります。ASPカートのカスタマイズには、限界があるからです。
ASPカートは、サービス提供 会社が用意した機能やデザインテンプレートがベースです。提供された範囲内でのカスタマイズとなるため、自社開発よりも自由度は下がります。
データの所有権が完全ではない
顧客情報や販売データはクラウド上に保存されるため、提供会社の運営に依存するリスクがある点に注意が必要です。
ゼロからECサイトを構築した場合とは異なり、すべてのデータを管理することはできません。また、サービスの仕様や規約の変更により、データ活用に制約がかかる可能性があります。
長期的にはコストがかさむ場合も
初期費用は抑えられる一方で、月額料金や販売手数料が重なって、長期的に見るとコストが高くなる場合があります。ECサイトの売上が伸びてくると、販売手数料がネックになることは少なくありません。
ECサイトの運用が軌道に乗ってきた際は、売上とのバランスを考えて手数料の低い契約プランの見直しや、ECパッケージ、オープンソースといった別のEC構築ツールへの移行を検討するとよいでしょう。
サービス停止・仕様変更のリスク
ASPカートは、サービス提供会社のシステムに依存します。仕様変更やサービス停止の影響を受けるリスクがあることを覚えておきましょう。仕様改定によって運営に支障をきたしたり、突然ASPカートが使えなくなったりといった可能性もゼロではありません。
大規模・特殊な事業には不向き
商品点数が非常に多い、大量の注文の処理が必要、複雑な受発注フローが必要なBtoB取引を行いたいといった場合には、ASPカートの標準機能では対応が難しい場合があります。
どのような目的でECサイトを運営するのか、その方針に合わせてパッケージや自社開発といった手段も検討しましょう。
ASPカートを選ぶ際のポイント

引用元:https://pixabay.com/photos/good-bad-opposite-choice-choose-1123013/
目的との整合性・コスト・使いやすさなど、ASPカートを選ぶ際のポイントについて解説します。
目的・ビジネス規模に合っているか
ASPカートは、ECサイトを運営する目的や商品数・売上目標といったビジネス規模に合わせて選ぶことが大切です。
個人事業主や副業であれば、BASEのような無料プランがあるシンプルなASPカートで十分な場合が多いです。無料で始められるため、ECサイト開設の敷居が低いことも魅力といえるでしょう。
一方、中規模・大規模の本格的なECサイト運営を行う場合には、Shopify・イージーマイショップ・futureshopのような機能が豊富で高機能なASPカートがおすすめです。拡張性が高いので、ブランドの世界観を打ち出す戦略にも対応できます。
越境ECやBtoBなどの複雑な業務フローの実施を見据えるなら、法人向けや特殊な機能を実装できるASPカートを選ぶ必要があります。
必要コストを見極める
月額費用・販売手数料・決済手数料を総合的に把握し、ASPカート運用に必要となるコストを見極めましょう。例えば、無料プランで月額費用が低く抑えられたとしても、売上が大きい場合には手数料によって利益が圧迫されます。
それとは逆に、初期費用や固定費が高いASPカートでも、一定以上の売上があって手数料が低ければ、長期的に見ると費用対効果が高くなる場合もあります。
初期投資を抑えたいのか、長期的なコストパフォーマンスを重視するのかといった観点で判断するとよいでしょう。
使いやすさ・操作性
管理画面が直感的に操作でき、商品登録やデザイン編集がスムーズにできると運営効率が向上します。プログラミングの知識がない方やEC運用の知識がない初心者は、スマホからでも操作できるSTORESのようなASPカートがおすすめです。
また、テンプレートの豊富さやカスタマイズの自由度の高さも、使いやすさに影響するポイントです。操作が難しく複雑な設定が必要なASPカートは、運営の負担が大きくなる可能性があります。
越境EC・多言語・多通貨対応
海外展開を視野に入れる場合には、ASPカートが多言語表示・多通貨決済・関税計算機能などに対応しているか確認が必要です。Shopifyは世界的に展開しているサービスのため、為替変換や現地決済にも強いです。
国内特化型のASPカートは、越境EC向けの機能が限定されるケースが多く見られます。将来的に海外展開を計画しているのであれば、越境ECに対応可能なASPカートを選びましょう。
拡張性・機能性
ASPカートを選ぶ際は、標準機能の充実だけでなく、機能の拡張や追加が行えるかがポイントになります。
定期購入、会員ランク、レコメンド機能、広告・分析ツールなど、必要となる追加機能が用意されているか確認しましょう。ASPカート単体だけでなく、アプリや外部システムとの連携によって機能が追加できる場合もあります。
ECサイトの成長に応じて柔軟に機能できるASPカートは、中長期的な運営において大きな価値を発揮します。
サポート・信頼性
ASPカートを選ぶ際は、トラブル時にメール・チャット・電話によって、迅速に対応してもらえる充実したサポート体制の有無も重要なポイントです。
ASPカートでECサイトを始めると、不明点や問題点が発生する可能性が高いです。その際に、スムーズに解決できるサポート体制がなければ、運用の負担は大きくなります。わかりやすいマニュアルやFAQが整っていると、サポートへの連絡なしで自分自身で問題が解決できます。
運営年数の長さや導入数の多さは、安定性と信頼性の高さの証です。迷った際には、このような信頼性も加味して安心して使い続けられるASPカートを選びましょう。
【2026年版比較表】ASPカートおすすめ18選

引用元: https://pixabay.com/photos/ecommerce-shopping-cart-buying-3530785/
ASPカートといっても、個人や小規模事業者が始めやすいものからサブスク販売に向いているサービス、BtoB取引がスムーズに行えるものまで特徴はさまざまです。
ここでは、ASPカートのおすすめ18選を、自社の販売形態や事業規模に合うサービスを選べるよう、以下の4種類に分けて紹介します。
- 個人・小規模事業者向けASPカートおすすめ5選
- 小規模〜中規模EC向けASPカートおすすめ5選
- 定期通販・サブスク向けASPカートおすすめ5選
- BtoB・法人取引向けASPカートおすすめ3選
それぞれのサービスの特徴を、詳しく見ていきましょう。
個人・小規模事業者向けASPカートおすすめ5選
初期費用や月額費用を抑えて始めたい個人事業主や小規模事業者には、シンプルに使えるASPカートが向いています。
使いやすいUIで専門知識がなくてもショップを立ち上げられるサービスを、5選紹介します。
①イージーマイショップ

引用元:https://www.easy-myshop.jp/
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 公式URL | https://www.easy-myshop.jp/ |
| 特徴 | ・初期費用無料から始められるクラウド型ECカート ・オーダーメイド商品、セット販売、オプション販売に対応 ・スモールスタートから本格運用まで使いやすい |
| 料金 | 無料プランあり 有料プラン:月額3,900円〜 |
| 対応機能 | 商品登録、受注管理、決済、クーポン、メール配信、会員機能、定期購入、オーダーメイド商品、セット販売 |
| 向いている事業者 | 低コストで始められ、基本機能と販促機能をバランスよく備えているため、初めてECサイトを立ち上げる小規模事業者に向く |
②カラーミーショップ

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 公式URL | https://shop-pro.jp/ |
| 特徴 | ・GMOペパボが運営する老舗ASPカート ・HTML・CSS編集に対応 ・無料プランから有料プランまで選べる |
| 料金 | フリープラン: 初期費用・月額費用無料 レギュラープラン: 初期費用3,300円〜、月額4,950円〜 ラージプラン: 初期費用3,300円〜、月額9,595円〜 プレミアムプラン: 初期費用22,000円〜、月額39,600円〜 |
| 対応機能 | 商品登録、受注管理、決済、HTML・CSS編集、クーポン、会員機能、メール配信、予約販売 |
| 向いている事業者 | デザインを作り込みやすく、固定費を抑えながらショップ運営を始めやすいため、個人クリエイターや小規模〜中規模ECに向く |
③BASE

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 公式URL | https://thebase.com/ |
| 特徴 | ・初期費用、月額費用無料から始められる ・売れたときに手数料が発生する料金体系 ・個人や副業の販売テストにも使いやすい |
| 料金 | スタンダードプラン:月額0円 グロースプラン:月額16,580円 |
| 対応機能 | 商品登録、決済、クーポン、抽選販売、定期便、デジタルコンテンツ販売、スマホ管理 |
| 向いている事業者 | 固定費をかけずに始められ、小ロット販売やテスト販売に適しているため、個人・副業・小規模ECに向く |
④STORES

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 公式URL | https://stores.fun/ |
| 特徴 | ・ネットショップ、決済、POSレジ、予約システムなどを展開 ・実店舗とオンライン販売をまとめて管理しやすい ・シンプルでおしゃれなショップを作成しやすい |
| 料金 | フリープラン:無料 スタンダードプラン:月額3,300円〜 |
| 対応機能 | 商品登録、決済、予約販売、定期販売、クーポン、POS連携、在庫管理、実店舗連携 |
| 向いている事業者 | EC、レジ、決済、予約などをまとめて管理しやすいため、実店舗とECを併用したい事業者に向く |
⑤おちゃのこネット

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 公式URL | https://www.ocnk.net/ |
| 特徴 | ・低コストで始めやすいネットショップ作成サービス ・無料プランから有料プランまで選べる ・テンプレートを使ってショップを構築できる |
| 料金 | スタートアップ:月額無料 ベーシック:月額3,960円〜 アドバンスド:月額13,200円〜 |
| 対応機能 | 商品登録、決済、テンプレート、メール配信、独自ドメイン、アクセス解析、レスポンシブ対応 |
| 向いている事業者 | 低コストで始められ、基本的なショップ運営機能を備えているため、個人販売・小規模EC・ハンドメイド販売に向く |
小規模〜中規模EC向けASPカートおすすめ5選
ある程度の商品数や売上規模がある小規模〜中規模EC向けには、柔軟なカスタマイズ機能や多様な販促機能があるASPカートが候補になります。
ここでは、EC事業の拡大やブランドECの立ち上げに向いているASPカートを5選ご紹介します。
①Shopify

引用元:https://www.shopify.com/jp
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 公式URL | https://www.shopify.com/jp |
| 特徴 | ・国内外で利用されているECプラットフォーム ・多言語、多通貨、越境販売に対応 ・アプリ連携による拡張性が高い |
| 料金 | プランにより異なる ※無料体験後、事業規模に応じた有料プランを選択 |
| 対応機能 | 商品管理、決済、在庫管理、配送連携、多言語、多通貨、アプリ連携、テーマ編集、越境EC |
| 向いている事業者 | 海外販売や機能拡張を前提に、事業成長に合わせて柔軟に運用できるため、越境ECやDtoCブランドに向く |
②MakeShop

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 公式URL | https://www.makeshop.jp/ |
| 特徴 | ・GMOメイクショップが提供する有料ASPカート ・販売手数料が無料・デザイン編集や販促機能が充実している |
| 料金 | プレミアムプラン: 初期費用11,000円、月額13,750円 エンタープライズプラン: 初期費用11,000円〜、月額55,000円〜 |
| 対応機能 | 商品管理、受注管理、決済、HTML編集、BtoB販売、定期購入、クーポン、会員機能、複数店舗運営 |
| 向いている事業者 | 販売手数料を抑えながら、機能性とデザイン性を高めたショップ運営ができるため、中〜大規模ECやブランドECに向く |
③futureshop

引用元:https://www.future-shop.jp/
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 公式URL | https://www.future-shop.jp/ |
| 特徴 | ・中〜大規模EC向けのSaaS型ECサイト構築プラットフォーム ・デザイン自由度とCRM機能が充実 ・ブランド構築型ECに向いている |
| 料金 | futureshopプラン: 初期費用22,000円〜、月額27,000円〜 ※商品数により料金が変動 |
| 対応機能 | 商品管理、CRM、ポイント、クーポン、メール配信、LINE連携、入荷通知、オムニチャネル |
| 向いている事業者 | 顧客育成やブランド体験を重視したEC運営に適しているため、アパレル・食品・化粧品などの中〜大規模ECに向く |
④ショップサーブ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 公式URL | https://shopserve.estore.jp/ |
| 特徴 | ・Eストアーが提供する老舗ASPカート ・担当サポート付きで相談しながら運用できる ・長期運用を前提とした安定性がある |
| 料金 | 月額25,000円〜 ※詳細はプランやオプションにより異なる |
| 対応機能 | 商品登録、受注管理、決済、独自ドメイン、SSL、CRM、定期購入、電話・メールサポート |
| 向いている事業者 | サポートを受けながら安定したEC運営を進めやすいため、EC初心者〜中規模事業者に向く |
⑤らくうるカート
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 公式URL | https://business.kuronekoyamato.co.jp/raku-uru/ |
| 特徴 | ・ヤマト運輸グループが提供するネットショップ開業サービス ・販売、決済、配送、精算などをまとめて管理しやすい ・配送業務の負担を軽減しやすい |
| 料金 | ライト: 初期費用3,300円、登録料3,960円/年 レギュラー: 初期費用5,500円、登録料39,600円/年 アドバンス: 初期費用11,000円、登録料171,600円/年 |
| 対応機能 | 商品登録、受注管理、決済、配送連携、伝票発行、独自ドメイン、SSL、ラッピング |
| 向いている事業者 | ヤマトグループの配送・決済サービスと連携しやすいため、配送業務を効率化したい小規模〜中規模ECに向く |
定期通販・サブスク向けASPカートおすすめ5選
化粧品や食品など、継続購入を前提としたECでは、定期通販やサブスク販売に対応しているASPカートが向いています。
ここでは、定期通販やサブスク販売向けのASPカートを、5選紹介します。
①W2 Repeat
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 公式URL | https://www.w2solution.co.jp/w2_repeat/ |
| 特徴 | ・サブスク、定期通販に特化したECプラットフォーム ・フォーム一体型LPやステップメールに対応 ・LTV向上を意識した機能が充実している |
| 料金 | 要問い合わせ |
| 対応機能 | 定期購入、フォーム一体型機能、ステップメール、セット販売、会員ランク、CRM、決済連携、LTV向上施策 |
| 向いている事業者 | 定期顧客の継続率やLTV向上を意識した機能が充実しているため、健康食品・化粧品・サブスク通販事業者に向く |
②侍カート
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 公式URL | https://marketing.f-i-d.jp/service02/ |
| 特徴 | ・定期通販から総合通販まで対応するASP型ECプラットフォーム ・フォーム一体型LPや確認画面スキップに対応 ・広告経由の購入率改善を意識した機能がある |
| 料金 | 詳細は問い合わせが必要 導入規模やプランにより異なる |
| 対応機能 | 定期購入、フォーム一体型LP、確認画面スキップ、アップセル、顧客管理、分析機能、外部システム連携 |
| 向いている事業者 | LP販売やアップセル施策を組み込みやすく、CVR改善やLTV向上を狙いやすいため、単品通販・リピート通販・広告運用型ECに向く |
③リピストクロス
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 公式URL | https://rpst.jp/ |
| 特徴 | ・リピート通販、D2C、総合通販向けのカートシステム ・受注件数や事業規模に合わせて導入できる ・カート移行や基幹システム連携にも対応 |
| 料金 | 要問い合わせ ※月間受注件数や利用規模により異なる |
| 対応機能 | 定期購入、在庫管理、決済、CRM、LP、チャット形式購入フォーム、セット販売、マーケティング機能 |
| 向いている事業者 | 新規獲得から顧客育成まで一元管理しやすく、リピート売上を伸ばしやすいため、D2C・リピート通販・中規模以上のECに向く |
④たまごリピート魂
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 公式URL | https://tamago.temonalab.com/ |
| 特徴 | ・定期購入、サブスクリプション、頒布会に特化 ・単品リピート通販や継続決済に対応 ・定期購入に関する業務を自動化しやすい |
| 料金 | ASPプラン: 初期費用69,800円、月額49,800円~ GOLDプラン: 初期費用99,800円、月額79,800円~ プレミアムプラン: 初期費用776,000円、年額~2,178,000円 |
| 対応機能 | 定期購入、頒布会、継続決済、ステップメール、顧客管理、受注管理、コース変更、休止・再開 |
| 向いている事業者 | 定期購入に特有の管理業務を効率化し、継続販売を前提とした運用がしやすいため、定期通販・サブスク型ECに向く |
⑤サブスクストア
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 公式URL | https://subscription-store.com/subsc-store/ |
| 特徴 | ・サブスクリプションビジネス向けのECプラットフォーム ・定期通販の立ち上げから拡大まで支援 ・事業フェーズに応じた複数プランがある |
| 料金 | 月額49,800円〜 ※詳細料金は機能や利用規模により異なる |
| 対応機能 | 定期購入、サブスク管理、CRM、広告連携、顧客管理、販売支援、カスタマイズ |
| 向いている事業者 | サブスク運用に必要な販売管理・顧客管理・マーケティング機能をまとめて使えるため、サブスク事業・定期通販・成長フェーズのECに向く |
BtoB・法人取引向けASPカートおすすめ3選
卸売やメーカー、商社など法人向け販売を行う場合は、BtoB取引に特化したASPカートが向いています。得意先別価格や基幹とのシステム連携など、法人取引ならではの商習慣に対応できる機能があるかが重要です。
ここでは、BtoBや法人取引向けのASPカートを、3選紹介します。
①Bカート
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 公式URL | https://bcart.jp/ |
| 特徴 | ・BtoB EC、受発注DXに特化したASPカート ・商品数や会員数に応じたプランを選べる ・法人取引に必要な価格設定や会員管理に対応 |
| 料金 | 初期費用:80,000円 ライト:月額9,800円 プラン10:月額19,800円 プラン30:月額29,800円 プラン50:月額39,800円 プラン100:月額49,800円 プラン300:月額79,800円 |
| 対応機能 | 得意先別価格、掛率設定、会員管理、商品管理、受注管理、CSV注文、メール配信、BtoB決済 |
| 向いている事業者 | BtoB特有の価格・取引条件をWeb上で管理しやすいため、卸売・メーカー・法人向け販売に向く |
②アラジンEC
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 公式URL | https://aladdin-ec.jp/ |
| 特徴 | ・アイルが提供するBtoB専用のWeb受発注システム ・企業間取引に必要な機能をパッケージ化 ・基幹システムや販売管理システムとの連携に対応 |
| 料金 | 月額固定型 基本パッケージ費用とカスタマイズ費用があり、詳細は問い合わせが必要 |
| 対応機能 | Web受発注、BtoB専用機能、得意先別管理、基幹システム連携、販売管理連携、カスタマイズ |
| 向いている事業者 | 既存の受発注業務や販売管理システムと連携しながらBtoB取引を効率化しやすいため、卸売業・商社・メーカーに向く |
③ECRider B2B
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 公式URL | https://ec-rider.net/ |
| 特徴 | ・BtoB取引に特化した受発注サイト構築システム ・業界ごとの商習慣に合わせてカスタマイズできる ・基幹システム連携や多言語対応にも対応 |
| 料金 | ベースエンジン利用料:月額170,000円〜 カスタマイズ費用は要件に応じて見積もり |
| 対応機能 | BtoB受発注、法人管理、基幹システム連携、価格設定、在庫表示、カスタマイズ、多言語対応、セキュリティ |
| 向いている事業者 | 商習慣や既存システムに合わせて、セミオーダー型でBtoB ECを構築しやすいため、複雑な取引条件を持つBtoB事業者に向く |
カートASPに関するよくある質問

引用元: https://pixabay.com/photos/seek-help-faq-magnifying-glass-1756278/
独自ドメインは使えますか?
ASPカートは、基本的に独自ドメインの利用が可能です。ただし、無料プランの場合には使えないサービスもありますので、事前に確認が必要です。
サイト名やブランド名とドメインが一致していると、利用者に安心感が与えられます。できるだけ独自ドメインでのASPカートの運用が好ましいです。
クレジットカード決済はできますか?
クレジットカード決済は、基本的に利用可能です。多くのASPカートは、Visa・Mastercard・JCBといった主要国際ブランドのクレジットカードに対応しています。
ただし、ASPカートによっては一部ブランドに非対応の場合もあります。取り扱いたいブランドがある場合には、予め確認すると確実です。
SEO対策はできますか?
代表的なASPカートであれば、SEO対応機能が備わっていることが多いです。
多くのASPカートには、ブログ機能やWordPressとの連携機能があります。それにより、コンテンツやECサイトのSEOを効果的に進められます。
ただし、ASPカートによってはサイト構造がSEOに弱かったり、機能が限られる場合もあるので注意が必要です。
売上が伸びてきたら別のカートに移行できますか?
結論として、ASPカートの移行は可能です。ただし、移行自体に大きな手間がかかり、会員情報の再登録やパスワード変更といったユーザーへ負担をかけるリスクがあります。
CSVの取り込みによって移行可能なデータもありますが、パスワードやクレジットカードはセキュリティの観点から不可な場合が多く見られます。そのため、移行時にはパスワード変更の依頼といったユーザーへの周知対応も併せて計画しましょう。
移行によって得られるメリットと、負担の発生によるユーザーの減少といったデメリットを考え、ASPカートの移行は慎重に判断する必要があります。
複数の店舗を運営できますか?
複数のECサイトの運営は可能ですが、管理工数が増加する点に注意が必要です。
複数のECサイトを異なるASPカートで運営する際には、在庫管理や顧客対応をそれぞれで行わなければなりません。闇雲に出店を行うと、管理工数の増加によって利益やリソースを圧迫する可能性があります。
複数店舗の管理が行えるシステムを導入し、業務効率化を実現することが多店舗運営の成功のカギです。
セキュリティは大丈夫ですか?
代表的なASPは、SSLやシステム保守といったセキュリティ対策が行われており、安全性が高いです。
ただし、電話番号や住所といった個人情報を扱うため、セキュリティにできるだけ強いサービス提供会社を選ぶのがベターです。
例えば、イージーマイショップは業界トップクラスのセキュリティ対策を行っているため、安全性の高いカートASPといえます。
イージーマイショップは、常時SSL暗号化によりユーザーに安心・安全を提供しています。また、外部の専門機関による脆弱性診断を常時実施しており、客観的なチェックを行っていることもポイントです。
よりセキュリティ対策に強いカートASPを利用したいと考えている方は、イージーマイショップの導入がおすすめです。
ECサイトの構築・運営ならイージーマイショップ
ASPカートを選ぶ際に大切なのは、低コストで始められるだけでなく、運営に必要な機能を無理なく追加していけるかどうかも重要です。
イージーマイショップは、初めて自社ECを立ち上げる方から、商品数や注文数が増えて本格的に運用したい方まで幅広く対応できるクラウド型ECカートです。商品管理や受注管理はもちろん、メルマガ配信、クーポン、会員機能、定期購入など、リピート購入や顧客育成に役立つ機能も備えています。
また、管理画面はHTMLの知識がなくても操作しやすく、スムーズにショップ作りができるのが特徴です。無料版からスタートできるため、まずは小さく始めて、ショップの成長に合わせて必要な機能を追加していくことができます。
「コストを抑えて自社ECを始めたい」「ASPカートで手軽に構築したい」「将来的な売上拡大にも対応できるサービスを選びたい」とお考えの方は、まずはイージーマイショップを始めてみてください。
まとめ
今回は、ASPカートの基礎知識から費用、モール型ECとの違い、メリット・デメリット、選び方、おすすめ18選までをまとめて解説しました。
ASPカートは、低コスト・短期間でECサイトを立ち上げられる現実的な選択肢であり、初めてのEC開設からブランド構築型の運用まで幅広く対応できます。
自社の事業規模や販売スタイル、将来の成長フェーズを見据えたうえで、最適なサービスを選びましょう。まずはイージーマイショップで、自社ECの第一歩を踏み出してみてください。



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